私達は国立キャンパス100年の森プロジェクトを推進します。

トピックス

令和2年12月31日

西暦2020年/令和2年の年の瀬に

世界はコロナ禍にはじまり 引き摺り回され そのまま収束せず、年末を迎える大変に過酷な1年でした。植樹会の作業は大学の入構規制下 7月から再開されましたが、限られた少人数での実行となりました。今年の夏は例年になく高温多湿で 構内雑草類の繁茂も著しく苦労しましたが、秋口には気温も下がり作業もはかどりました。7月から12月の6ヶ月で計34回の作業を行い延べ420名が参加しました。大学の授業は依然基本オンラインですが、課外活動の一部許容もあり、共同作業として硬式庭球部、弓道部、ハンドボール部、野球部の学生諸君計101名の参加をみています。1回(1日)の作業は午前・午後数時間づつ 作業者は各5-6名と制限ありましたが、機械をフルに使用できた事もあり、ほぼ予定通りの作業を行う事ができました。

現下のコロナウイルスの感染状況から、当面定例作業の復活を見通せる環境になく このままの作業方法継続やむなしとしても、1日も早く多くのOB,教職員、学生がそろって作業に励める日が来る事を祈りたいとせつに思います。(編集子)

4月誰もいないキャンパスの春の色

4月誰もいないキャンパスの春の色

7月経済研究所の南側

7月経済研究所の南側

7月ホッケー場の東側

7月ホッケー場の東側


7月小雨の中央庭園で作業

7月小雨の中央庭園で作業

8月刈払機で挑戦

8月刈払機で挑戦


10月広がって作業を

10月広がって作業を

11月空手道場の東側で作業

11月空手道場の東側で作業


11月秋の色これから

11月秋の色これから

 

 

What's New

●臨時作業

12月は臨時作業を5回計画・実施いたしました。

12月2日(水)

・岸田ロード西側及び東側の一部の雑草の整備作業

12月9日(水)

・第一研究館と図書館の間の枯葉除去、クズの刈取り、ベニカナメモチ剪定と不要木除去



12月16日(水)

・第二研究館北側の枯草とササの刈り取り、ツタ植物の除去、枯葉除去他整備作業

12月18日(金)

・第一研究館と図書館の間のベニカナメモチの剪定、不要木伐採
・第二研究館北側のツバキ、キンモクセイ剪定、ササの刈取り、枯草の除去他整備作業
・本館南側の枯葉とツタ植物の除去他整備作業



12月23日(水)

・ススキのゾーンの刈取り
・倉庫の整理、機材の数量の確認

参加者:

中居(38経)、八藤(40経)、関戸(40社)、樋口(41法)、津田(42商)、徳永(42商)、西村(42経)、高原(42社)、 湯川(42社)、 五島(44経)、谷中(45社)、川崎(46経)、小槙(46法)、林(47商)、河村(49経)、小山修(49法)、須藤(50商)、 飯塚(50経)、山口(50法)、木田(50社)、藤原(51商)、村上(52法)、蔵屋(53商)、善宝(53法)


 

 

●学外研修:12月6日(日)

初冬の青空の下、国立市の南側の自然を歩き「くにたち郷土文化館」を訪れました。樋浦憲次さん(昭45経)にその様子をご紹介いただきます:


国立市の湧水、自然と歴史を訪ねる
~立川崖線と青柳崖線に沿って~

 2020年12月6日(日)JR矢川駅前に午前10時に20名の参加者が集まりました。
全員定刻には到着していました。飯塚さんと福嶋顧問が説明役で2班に分かれて、いざ出発です。昨日は雨模様でしたが、今日は打って変わって快晴で歩くのも快適。
矢川駅から立川方面に向かって線路沿いに歩き始めたところ、左側の線路の向こうは崖下になっていて、一方右側にUR都市機構の「富士見台第3団地」が見えて来ました。まだ新しく、周りが低層階の中で陽光を浴びて白く光る高層住宅は存在感があります。それぞれの部屋からは、富士山が丸見えだろうと思われました。羨ましい!
この時に私は初めて気づいたのですが、富士見台の地名の名称は、まさに富士山が良く見える「台地」の意味だったと良く分かりました。その台地は一橋大学のキャンパスと同じ平面にあります。これが、「立川面(立川段丘とも呼ばれる)」なんですね。
群馬県の沼田市の利根川沿いの河岸段丘は、中学の社会の授業で知りましたが、実際に行って見ると、利根川が削った段丘が実によく分かります。段丘という意味では、立川面はその利根川の河岸段丘と本質的に同じと分かりました。違いは、立川面が利根川でなく、太古の多摩川によって作られたということですね。

雑木林のみち 矢川・青柳コースの標識

雑木林のみち 矢川・青柳コースの標識

さらに10分ほど歩くと、「矢川緑地保全地域」に着きました。ここはもう立川市との境界近くです。湿地の中の遊歩道を気持ちよく歩いていると、アオサギらしき鳥が忍び足でそっと一歩また一歩とゆっくりロボットのように歩いているのが見えました。直感的にこれは獲物を狙って、いるのだなと感じてじっと見ていたところ、果たしてアオサギが一瞬目にもとまらぬ素早さで小川の草むらに首を突っ込みました。

アオサギ

アオサギ

魚が獲れたか?と目を凝らして観るとなんと赤っぽいザリガニです。長いくちばしで二三回上下にのどをならすと、そのままザリガニはアオサギの首を通過してゴクゴクとのみ込まれてしまいました。アオサギは何回も見ていますが、獲物を捕るのを観たのは初めてでした。今も情景が瞼に浮かんできます。貴重な経験でした。

さらに歩いて甲州街道を横切り急な斜面を下ります。すると、間もなくわが国最古の、知的障碍者養護施設「滝乃川学園」がありました。1891年に北区の滝乃川に創立され、その後豊島区巣鴨を経て現在の国立市に移転して来たとのことです。一橋大学の創立期から陰に日向に支援を続けてくれた渋沢栄一が、ここ滝乃川学園の理事長として重要な役割を果たされています。
(渋沢栄一と言えば、福沢諭吉のあとの1万円札の顔になることが決まり、また来年のNHK大河ドラマの主人公に予定されています)園内に入ることが許されて、広大な園内を歩きますと何万坪かの、うっそうと茂る森林の中には養護施設の建物やキリスト教の教会もあり、そして、知的障碍者の人たちがゆったりと車椅子で日向ぼっこしている姿なども、見られました。園の端には青柳崖線から湧き出る清水がこんこんと湧き出しそこの先には水田も広がっていました。国立市の水田は初めて見ました。国立市では、年間約100トンもの米が収穫されているのです。その水田はいずれも青柳崖線から湧き出る水によって生育しています。学生時代、国立駅と大学を往復していては全く知り得ない、国立市の生業の一面でした。

教会の鐘

教会の鐘

温室と水田

温室と水田


分水との合流点

分水との合流点

青柳崖線からさらに東に歩を進めます。国立市の名物アサガオを栽培している農地や用水路などを通過。古刹「南養寺」に着きました。江戸時代に建立されたという立派なお寺で、大きく勇壮な屋根から往時の発展ぶりが偲ばれました。ケヤキの大木が何本も、枝を思い切り伸ばして天を圧倒し、近時ではほかにはなかなか見られない素敵な景観でした。
南養寺の近くに、「くにたち郷土文化館」があります。(くにたちと平仮名なのは、こくりつ博物館などとの間違いを防ぐ工夫なのでしょう)ここもなかなか参考になります。国立市を知る意味で、意外と穴場と思われます。古代からの国立市の歴史と文化を紹介しています。
非常にびっくりしたのは、一橋大学の中和寮の屋根に飾られていた尖塔の一部がここの中庭に保存されていることでした。高さ2メートルほどの屋根は緑青色でレトロそのものです。
さらに東に向かい、「谷保の城山(じょうやまと発音)」の中を散策。中世には城が築かれていたようです。土塁や空堀もあり東京都の史跡となっています。森林の中に、大きな孟宗竹の林が拡がり一見の価値があります。
城山からさらに農地や住宅の間を徒歩で約10分、関東で最古の「谷保天満宮」に到着です。菅原道真の三男菅原道武が、九〇三年(延喜)、亡父を祀る廟を建てたことに始まると言われます。(道真の子息に、道武という人物はいないと言う学者もいます)湯島天神と並び合格祈願で多くの受験生が訪れる神社として有名です。
ここも湧水と森林があり貴重な緑地となっています。森林の樹木の種類の、長い間の遷移について、福嶋先生にお聞きして今回の学外研修のお開きとなりました。
まるで小春日和のような暖かい日よりにも恵まれて、参加者はみなさん満足の様子でした。

南養寺 禅寺の佇まい

南養寺 禅寺の佇まい

竹林で

竹林で


中和寮塔

中和寮塔

くにたち郷土文化館で集合写真

くにたち郷土文化館で集合写真

谷保天満宮にて

谷保天満宮にて

国立市はとても狭いのですが、その中でもこんなに豊かな自然と変化があることを知ることが出来たのは大きな収穫でした。
ちなみに国立市の面積はわずか8平方キロで全国の791市の中で狭いほうから4番目です。(一番狭い市は、埼玉県蕨市5平方キロ、2番目は東京都狛江市6平方キロ、3番目が京都府向日市7平方キロ。なお、一番広いのは岐阜県高山市で2、177平方キロ。高山市は、香川県全体1、877平方キロや、大阪府全体1、899平方キロよりも広いのです。高山市の面積は国立市の何と272倍)、全然関係ないことですが私の田舎新潟県西蒲原郡弥彦村は25平方キロです。(人口わずか8千人)

ところで、最後に、歩く百科事典として博覧強記のHさんから今日の道中お聞きした話をご披露しておきます。渋沢栄一の話が出た時の話題でした。渋沢栄一は子供が50人以上いたという話が発端で、明治のタバコ王岩谷松平の子供が53人もいたということです。あとで調べてみますと、江戸時代の11代将軍徳川家斉も偶然か、同じく53人の子供をもうけ、また一橋大学を国立に誘致した堤康二郎は何と子供が100人もいたというのです。ビックリですね!

今回の学外研修、企画から詳細な案内状の作成、当日のリードなど飯塚さんに大変お世話になりました。学外研修の案内/手引きはこちら→
また、如水会報2月号の「植樹会通信」に、小山修さん執筆の学外研修についてのレポートが掲載されます。的確かつコンパクトな内容です。ぜひ併せてお読みくだされば幸いです。

(45経 樋浦憲次)

学外研修参加者:福嶋先生、八藤(40経)、関戸(40社)、津田(42商)、徳永(42商)、五島(44経)、保坂(44社)、樋浦(45経)、谷中(45社)、川崎(46経)、小槙(46法)、林(47経)、河村(49経)、小山修(49法)、須藤(50商)、 飯塚(50経)、秦(50社)、山田努(51経)、地田(52法)、善宝夫人<

 


 
 

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