國持 重明 (昭35経)

蔓草の好き放題や雲の峰
と詠んだ7月の作業から約2ヶ月、愈愈秋の陣の始りです。重陽の日、職員集会所に着くや、時ならぬ若やいだ歓声に戸惑いました。飛び入りで、男女ボート部員30名が大挙して駆けつけていたからです。嬉しい悲鳴とはこのこと、施設課は軍手やら追加の作業道具の手配に頭を抱えました。作業予定や注意事項を説明する田中政彦リーダーの大声も、弾んで聞こえます。

今日は4班に分かれて作業することになりました。1班にボート部中心に日本庭園の蔓草取り、2班に経済研究所裏の植え込みの草刈り、3班にハンドボール競技場周辺の蔓草取り、そして4班にラグビー場周辺の草刈、立ち木の手入れが夫々の持ち場です。

私は、2班に入りました。作業開始間もなくエンジン音と共に、自走式草刈機が近づいて来ました。新兵器登場と思いきや、操る経済研究所の石井事務長のお話しでは、平成の初め頃までは、他の教職員共々この機械を使って、構内の手入れをやっていたとのこと。学生課が所有するというこの旧兵器の大活躍もあり、2班の作業は予定以上に進捗し、余力で隣の区画まで手を伸ばすことが出来ました。最初の区画の片隅で大きなスズメバチの巣を発見、記録写真に残し、処理を施設課にお任せしました。

石井事務長のお話を聞いて、これまで何度か耳にした「10数年の空白」のツケの大きさを改めて認識しました。時と自然は人を待ってはくれません。でもこれ以上愚痴を言うことは止めましょう。要は昨年緒についたこの作業を、教職員、OB、学生が三位一体で是非とも継続安定的に推進することです。因みに今日の参加者は、教職員20名、OB21名、現役学生53名、合計94名でした。

同期の岸田、田中が一生懸命やっているので、せめて一度は現場に顔を出さなきゃと昨年秋、この作業に初参加しました。回を重ねる度に自然相手の作業の愉しさを知り、また句作りに不可欠な自然鑑賞もできるので、一石二鳥、先般植樹会にも入会しました。皆様どうぞよろしくお引き廻しをお願いします。

05[1] 06[1] 07[1]