札幌市 高橋美紀子

去る1月19日、北海道札幌より10時10分発にて羽田へ飛び立ちました。空港から国立駅へ直行し、駅前のコーヒー店で喉を潤しながら、これから伺う一橋植樹会の方々を思い、高鳴る胸を静めました。

14時30分に大学へ着くと、作業用にと、スニーカーと上着を用意して息子が待っていました。軍手とごみ袋を渡されました。「さぁごみを拾ってください」との号令の下、お手伝いをいたしましたが、ほんの数時間前まで、雪景色の所にいましたのでごみ拾いをしているのが不思議な気分になりました。除雪が日課の北国ではごみは春まで目につきません。

次の日がセンター試験と聞き、4年前のセンター試験の日を思い出しました。センター試験当日、札幌は猛吹雪で、夫と試験会場まで車で送迎したあの日を思い出しました。運転している夫と私は無事に会場に送り届けることに集中していました。その後息子の頑張りで一橋大学に入学できました。入学初日、息子が応援部入部第1号になって帰って来た時は、悲しい気分になり、あまりに心配で2ヶ月後に上京するほどでした。グランドでの練習風景を遠くから見ました。そこで汗と埃にまみれ一生懸命の息子の姿を見て、予想していたバンカラではなく、とてもキビキビしたすばらしい部であることがわかりました。この時から応援部が大好きになりました。そして私は、息子の応援団長になる決意をしました。

息子は一生懸命練習に励み、一橋祭ステージで親に元気な姿を見せてくれました。たくさんの良き友人ができた事、植樹会に参加させていただき、すばらしい大先輩からたくさんの助言を頂いたこと、この大学に入学して本当に良かったと息子がしみじみ語ってくれた時、親にとってこんな幸せなことはありません。一生懸命に頑張って大学生活を送ってくれたこと、親孝行な息子と思います。
これも偏に植樹会の大先輩の皆様の後輩思いの暖かいお心に守られてのことと、感謝の気持ちで一杯です。一緒にごみ拾いをしているながら幸せな気分になりました。この広大なキャンパスの整備に尽力されている植樹会の方々のお手伝いに参加でき、息子がお世話になっている大学に少しだけですが、お礼の気持ちを込めてごみを拾いました。

父兄の参加は初めてと、皆様に歓待され挨拶の場まで設けてもらい大変恐縮いたしました。植樹会の皆々様これかもどうぞお元気で、すばらしい一橋大学を守って下さいますよう、遠く北海道より愛を込めて・・・。(平成19年2月5日)

以上