伊藤 朋成 (商2)

今回のKODAIRA祭では、ドングリや木の枝を使った工作教室を手伝わせていただきました。僕の役目は、子供達に何を作りたいか聞いて、実際に子供達が作るのを手伝うことでした。

大学生ともなると子供と接する機会はほとんどありません。街角で、キャンパスで見かけることはよくあっても、目と目を合わせて同じ目線で話すことはないので、自然と苦手意識が大きくなっていました。今回、クラフト教室で多くの子供達と接することができたのはとても刺激的でした。

かつては自分も同じ子供だったとはいえ、何だかまるで火星人と接しているような気分になりました。子供の年齢によって(1歳違うだけで)、子供達にできること、話し方、発想がかなり違います。小さい子だと、枠の中を塗ることもできなかったり、話し掛けても首を振るだけだったり。只、そういう不器用な部分も、手の小ささも、一々新鮮でした。少し大きな子だと、溌剌としていて、「これが作りたい」、「これはなんという豆なのか」と好奇心が旺盛です。自分でホットボンドを使ったり、材料を選んだり、デザインも自分流にする。 純粋なエネルギーが漲ってて凄いなと思いました。
なにより子供は可愛いです。ほぼ100パーセント、子供達は最後に「教えてくれてありがとう」と言ってくれました。

ところでこのクラフト工作、大人がやっても充分に楽しめるものでした。
ドングリや松ぼっくり、木の枝を使って色々なものを作るのですが、正に童心に帰るというか、変なアドレナリンが出て興奮させられる部分があります。
ほぼ何でも作れます。自分の発想次第で、どの材料を何に似せて使うのか、こんなに自由に何かを作る体験も最近はそう無いので面白かったです。

只、そうは言っても今回自分はまだまだ未熟で、教え方もぎこちなく作れるものも限られていました。もっと有能だったら、より多くの子供達にも教えられたのではないかと思いました。でも、子供にも親御さんにも好評だったのはよかった。

最近の子供が何で遊んでいるか等、最新事情に疎くなっているのも事実です。やはり子供が自然と触れ合う機会は減っているのではないでしょうか。クラフト教室は自然の多い国立にぴったりな企画だと思います。今回参加してくれた子供で、一人でも自主的にドングリを拾って工作をしてくれる子供が出てきてくれたら幸いです。よしんば、将来芸術家がこの教室から出たりなんかして・・・。でも、子供達は本当に楽しんでくれていたようなのでそれだけでも大満足です。子供の笑顔が最大の収穫でした。余談ですが、子供から一度「おじさん」と呼ばれてしまいました。一寸、困惑です。

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