経済学部4年 長嶺圭佑

先日、私が所属する経済学部岡田羊祐ゼミで、横浜みなとみらいにあるカップヌードルミュージアムにお邪魔してきた。カップヌードルミュージアムとは、インスタントラーメンの発明者であり、日清食品創業者である安藤百福の生誕100周年、世界初のカップラーメンである「カップヌードル」の発明40周年を記念して開設された施設である。魅力的な企画もあってか、企業ミュージアムとしては日本一の集客を誇る施設らしい。
そこでは、スープの味やトッピングを自分好みにカスタマイズすることができる、「マイカップヌードルファクトリー」や、粉を捏ねて製麺機に何度も生地を通し、味付け・油揚げ・包装してチキンラーメン作りを実際に体験できる「チキンラーメンファクトリー」などのアトラクションを体験することができ、ゼミテン一同心から楽しむことができた。もちろんゼミ活動の一環であるが。
なんだか遊び所満載な施設のように見えるが、実際はそんなことはない。(もちろん幼い子供のためにそういった側面が強調されているが。) このミュージアムがテーマとしている “Creative Thinking ~創造的思考~ ” が、至る所に散りばめられている。
特にそれを強く感じたのは、様々な発明品とそのヒントとなった出来事をまとめた展示を見たときである。例えば、インスタントラーメンの麺は保存性を保つために揚げて乾燥させることが今では一般的であるが、安藤百福氏は、天ぷらを揚げる様子からこの手法を思いついたそうである。また、カップヌードルの製造の際に、カップの中に麺を入れる方法だと、麺がずれる・ひっくり返るなどで上手くいかなかったが、それを麺にカップを被せるという逆転の発想で工場生産にこぎつけたというのは有名な話であろう。
このような創造的思考を身につけて、社会に役に立つことをしてほしいという安藤百福氏のメッセージが強く伝わってきた施設であった。これを読んでくださっている皆様に横浜のカップヌードルミュージアムをお勧めするとともに、そこで教えられた創造的思考に関する6つのキーワードを最後に記したいと思う。

クリエイティブシンキング ボックス

1. まだ無いものを見つける
2. なんでもヒントにする
3. アイデアを育てる
4. タテ・ヨコ・ナナメから見る
5. 常識にとらわれない
6. あきらめない

カップヌードルミュージアムパンフレット
http://www.cupnoodles-museum.jp/common/pdf/Pamphlet_JPN.pdf)より抜粋