樋浦憲次(昭45経)

4月20日、午後から緑の科学のfieldworkとして、キャンパスツアーが行われました。まず教室で、福嶋先生から、サクラについての概論が話され、そのあと、外に出て西キャンパスのサクラを見て回りながら、知見を深めます。
福嶋先生、筒井先生の他に植樹会から、八藤南洋さん、籏野友夫さん、田中政彦さん、川崎勝晤さん、金子彰さん、樋浦憲次もツアーガイドの応援にかけつけました。この緑の科学は学生に人気があり約300人もの応募があったために100人まで絞り込んでスタートしました。(fieldworkが3回組み込まれていて、かつ実験もあり、人数の制限が必要となったためです)
学生を4班に分けて8人のガイドが二人ずつ先導して解説しながらキャンパスを巡ります。
既にソメイヨシノは葉桜になっていましたが、サトザクラが満開です。サトザクラは多くが八重咲きで花の時期がソメイヨシノよりも2~3週間遅れます。ちなみに天皇皇后両陛下主催の観桜会が赤坂御苑で開催されたのは翌21日ですが、やはりサトザクラを見るのにちょうど良い時期に設定されているのですね。(人々が庭にサクラを植えはじめた平安時代から品種改良を繰り返して華やかなサトザクラの品種が増えました。オオシマザクラにヤマザクラやオオヤマザクラを交配したり、突然変異を選抜して今では200種もあるそうです)
兼松講堂の脇から後ろに周り、さらに矢野二郎銅像の前を通り、経済研究所の付近から岸田ロードに行きます。途中はフゲンゾウとカンザンが多い。
メインの岸田ロードはサトザクラの並木で、それはそれは見事な咲きっぷりでした。皆さん感嘆の声。遠くからも目立ちます。フゲンゾウはピンク色、関山は赤っぽい色です。フゲンゾウは緑色のめしべが二本あり、象の二本の牙に似ているからと解説があります。岸田ロードのはずれの北側に生えている樹齢数百年と思われるコブシはすでに花は散っていましたが、都内では珍しい大木で存在感を発揮していました。
如意団の建物の近くには、ウコン(鬱金)やギョイコウ(御衣黄)という黄色っぽい色のサクラも咲いています。キャンパスの北西の一番奥で、この辺はほとんどの学生は立ち入ったことも無く興味深そうに周囲を観察していました。  約1時間のツアーは無事終了、天気は「大雨」の予報のところ弱い雨でおさまり有意義なキャンパスツアーでした。田中さんは遠く千葉県の誉田から応援に来て下さいました。有り難うございました。

以上