山口 久基(昭49法)

数年前の周年大会でお誘いがあり入会したものの、しばらくは名前だけの植樹会会員でしたが、昨年6月に会社を退職し時間に余裕が出来たことから、毎月の活動に参加させて頂いております。
私は、子供と一緒に始めたボーイスカウト活動でアウトドアに目覚めたのがきっかけで、長年、キャンプや登山、ハイキング等野外活動に親しんでまいりました。
そうした中で、登山やハイキング中に出会った動植物の名前や森林の生態等もっと五感を刺激する自然の営みを深く学びたいと思い、一念発起して全国森林インストラクター養成講座を受講し、7年前に森林インストラクターとなりました。現在、主に神奈川県内で森林の手入れや自然観察会のお手伝いを続けています。そういった経験が、少しでも母校のお役に立てればとの思いから、植樹会活動に参加しております。
植樹会活動に参加してみて、改めて、学生時代には感じなかった国立キャンパスの緑の豊かさを実感しています。ただ、広大な国立キャンパスの緑は、ある程度手をいれてこそ価値のある計画的にデザインされた緑、雑木林の緑であり、手つかずの自然ではありません。植樹会の先輩諸氏のおかげで順調に整備が進んでいるものの、まだまだ、最終のゴールまでは長い道のりがかかると思われます。植樹会の森林整備や植樹活動、美化活動は、汗を流したその結果として、キャンパスがきれいになった、快適な空間となったことが実感できる、達成感のある活動でもあります。現在は植樹会会員と現役学生を中心とした、一部の大学関係者の活動になっていますが、もっと、色々な方が参加して裾野の広い活動にする必要があると思います。皆が汗を流して整備した国立キャンパスの緑は、大学のみならず、市民の共有財産として、その価値が高まっていくと確信しております。そんな、国立キャンパスの未来を思い描いて、毎月の活動に汗を流していきたいと思います。