学生理事 社会学部3年 岡田 航汰

緑豊かな国立のキャンパス。真夏並みのギラギラとした日差しが辛い今日この頃ですが、爽やかな木々を目にし、行き帰りに涼しい木陰を歩くと仕事に趣味にと作業がはかどります。それ、どうやら気のせいではないようです。

メルボルン大学の研究者が行った、とある環境心理学の研究・調査によると、「退屈で注意力散漫になる作業」をさせたのち、休憩時間に40秒間だけ自然を目にした被験者はその後、そうでない被験者に比べてはるかにミスが少なく、集中して作業に取り組むことができたとか。精神的な疲れやストレスに、自然は実際、憩いを与え、私たちの生産性・パフォーマンスを高めてくれるみたいです。

森林浴が健康の維持増進に効くことは有名ですが、これは樹木から発散される成分「フィトンチッド」や自然界の音、マイナスイオン、安心感を与える心理効果のある「緑色」など、五感に働きかける様々な森の自然の効果。これらはストレスを緩和し、副交感神経の活動を高めてリラックスさせるほか、血圧や脈拍数の低下、自律神経の調整や免疫効果の増進などいくつものよい変化をもたらしてくれます。

ドイツやポーランド、イギリス、カナダなどでは、森林浴は「森林療法・森林セラピー」などとして健康のために利用されており、最近では日本でも積極的に取り入れられているみたいです。なんでもない日々の生活の中で、そんな森林や自然の効果が得られるのも、一橋ならではの幸せかもしれませんね。

あ、そういえば、森林浴には、人をリラックスさせ、安眠を促進する効果もあるそうです。ということは、今こうしてウトウトするのも森林の……。

参考
http://www.lifehacker.jp/2015/08/150811_break_and_done.html