法学部4年 佐々木龍也

年の暮れのご多忙の折、ますますご繁栄のこと、お慶び申し上げます。学生理事の佐々木龍也です。以前、四月には山菜取り企画で寄稿文を書かせていただきました。あの頃は自分の院試が始まる直前でしたが、今では試験の結果発表を待つだけになりました。少し前には都心でもついに初雪が降り、季節の移り変わりの速さにただただ驚くばかりです。雪が積もると、今でも私はついついはしゃいでしまいます。私が小学校時代を過ごした香港においては雪が降らず、雪は今でも私にとって珍しいものだからです。さて、今回はそんな香港について紹介したいと思います。

香港は亜熱帯気候の中でもほぼ熱帯に位置すると言ってもよい場所にあり、一年中温暖(どんなに寒くて大体10℃くらい)で雪は決して降ることがないです。またプレートの関係上、香港は直接の震源地となることがなく、地震による害がないとされている場所です。地震による建物の倒壊の心配がないため、30階以上の建物が中心部や住宅部のいたるところ(山を切り開いてその上に40階立てのビルが建っている場合も)にあり、日本では考えられないような光景が広がっています。また香港は風水を非常に重んじる地域で風水に則って、ビルのど真ん中に穴をあけたり、4という数字は縁起が悪いため、建物の階から4という数字を取り除いたり(香港には4階や14階などの階数は存在しません)します。この点も日本人にとっては非日常性を感じさせるポイントであると思います。

食文化も多彩で中国各地の中華料理(上海料理、北京料理、四川料理、広東料理、潮州料理など)をはじめ、和食やフレンチ、イタリアン、インド料理すべての料理を食べることができるといっても過言でないです。香港は場所柄、香港に住む現地の人に加えヨーロッパの方も多いので中華料理をフレンチ、イタリアン向けにアレンジしたものも多くあります。まさに香港でしか食べることのできない味と言えるでしょう。日本の出前一丁というインスタント麺も香港の朝定食の定番として有名です。もちろん、お馴染みの飲茶やお粥も絶品です。今の季節は日本でいうところの土鍋ご飯である「煲仔飯(ボウチャイファン)」という料理が美味しくなるシーズンです。

日本の寒さや雪に耐えられなくなった時は是非、温暖で美食の都である香港に温まりに来てはいかかでしょうか。