トピックス

2015.03 松枯れが深刻です

武蔵野の面影を映すアカマツは本校の建築物によくマッチし、キャンパスの風景をつくる重要な樹木です。とりわけ西キャンパス中央庭園のアカマツは景観の構成要素で、シンボリックな樹木として大事に保全されてきました。ところが、重要なアカマツまで松枯れ被害が及ぶ恐れが出てきました。西キャンパスの松枯れ病の広がりが深刻だからです。時計台棟の南側のアカマツの高木が松枯れ病となりました。中央庭園と近い距離にあったアカマツです。

時計台南側の枯れたアカマツ

時計台南側の枯れたアカマツ

常緑樹の葉はすべて枯れ葉

常緑樹の葉はすべて枯れ葉

 

3年前から陸上競技場と野球場の境界にあるアカマツの被害が目立ち始めました。2012年11月、中央のアカマツが松枯れとなり、やがて周辺のアカマツも常緑のアカマツの葉が枯れ始めました。いまでは境界のアカマツは全滅状態です。大学施設課は松枯れ状態のマツを2年続けて、20本以上伐採してきました。

陸上競技場横のアカマツ群 (2012年11月)

陸上競技場横のアカマツ群 (2012年11月)

アカマツの伐採跡

アカマツの伐採跡

 

今年度は弓道場周辺のアカマツ4本をはじめ、すでに30本以上のアカマツが松枯れになり、伐採されました。マツノマダラカミキリに媒介されたマツノザイセンチュウという線虫の寄生によるマツクイムシ病に罹ると、伝染を防ぐため切り倒すしかありません。

枯れたアカマツ (弓道場周辺・2015年3月)

枯れたアカマツ (弓道場周辺・2015年3月)

伐採作業

伐採作業

 

伐採されたマツは輪切りにされ、燻蒸剤をかけ消毒され、ビニールシーツで覆われます。2週間、燻蒸され、搬出されます。松枯れ病のマツを処理するとともに重要樹木のアカマツには樹幹に予防のための薬液を注入して、感染を防ぐ手立てが施されてきました。一定の効果が認められましたが、キャンパスで最も多い樹木であるアカマツすべてにこうした処置をするのは不可能でしょう。松枯れ病はさらに広がる恐れがあります。

燻蒸される伐採木

燻蒸される伐採木

時計台とアカマツ

時計台とアカマツ

 

松枯れ病の広がりを抑制し、キャンパスのシンボリックな樹木であるアカマツに病気が及ばぬように祈りながら、対策の行方を注視したいと思います。

文:佐藤征男  写真:坪谷秀樹(施設課)、佐藤征男

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●3月13日(金)第142回定例作業

大学構内の梅も盛りを過ぎた3月中旬、穏やかな好天に恵まれて定例作業が行われました。 参加者は、福嶋顧問、教職員2名、OB54名、学生57名の合計114名でした。 作業については、①西キャンパス正門から中央庭園にかけての一帯の落ち葉清掃、②西キャンパス課外活動共用施設周辺の低木剪定、③東キャンパスの記念植樹周辺、④西キャンパス南西第2ススキのゾーン(空手道場前)でのススキの処理(株分け等)でした。

正門からのアプローチも入念に

正門からのアプローチも入念に

中央庭園での作業

中央庭園での作業

時計台周辺で

時計台周辺で

こんなにきれいに整備されました

こんなにきれいに整備されました

課外活動共用施設周辺については、カナメモチは1月に強剪定を行ないましたが、その下の落ち葉処理、また、施設西側の低木剪定などを行ないました。

学生も一生懸命

学生も一生懸命

グラウンド北側での作業

グラウンド北側での作業

東キャンパスでは、折角記念植樹されたものの、その後整備されずに伸び放題になっていたり雑草に囲まれていたりしていた場所につき、樹木の形を整える剪定、雑草の除去などを行ないました。

記念プレート見えるように

記念プレート見えるように

このようにすっきりしました

このようにすっきりしました

ススキのゾーンでは地中に拡がったススキの株を株分けし、また不要な根は堀上げて除去するなど、株間の間隔を適正にする作業です。根の周囲を堀り、二つに切り分ける作業は肉体的にも容易ではありません。

慣れない学生は、失礼ながら “へっぴり腰”に

慣れない学生は、失礼ながら “へっぴり腰”に

どうですこのOBの“雄姿”は

どうですこのOBの“雄姿”は

今回の作業詳細、作業レポートはこちら

●特別寄稿 「作業班卒業にあたって」  前作業班長 湯川敏雄

作業班長を5年間の長きにわたって勤められ、定例作業・臨時作業の指揮を取ってこられた湯川敏雄理事(昭42社)が、 今の回3月の定例作業をもって作業班を去られることとなりました。
毎回作業開始前には、湯川さんによって当日の作業に 関する懇切丁寧な説明が行われ、またてきぱきと作業グループ分けの指示などがなされました。
時にはユーモアを交えながら 「何よりも安全な作業を」と訴えていた湯川さんの姿が見られなくなることを残念に思う方は多いと思います。 ご多忙の中、「作業班卒業紀」なる寄稿文をいただきましたので、是非お読み下さい。

大径木調査での湯川さん(左)

大径木調査での湯川さん(左)

キャンパス緑地基本計画レビューにて(中央)

キャンパス緑地基本計画レビューにて(中央)

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●3月15日(日)・16日(月) 玉原スノーシューハイク

福嶋顧問が主催されているNPO法人は、群馬県の玉原(たんばら)高原で、ブナ林再生の活動をしています。
今回、昨年に引き続き、雪中のブナ林を歩くという「スノーシューハイク」が行われました。
参加されたのはリーダーの湯川敏雄さん(昭42社)以下6名で、2日間に亘り合計8時間を雪の中をスノーシューで歩き、 大自然を満喫しました。  昨年に引き続き今回も参加された樋浦憲次さん(昭45経)に、体験記を寄稿していただきました。

素晴らしい好天の中で1枚

素晴らしい好天の中で1枚

雪中のブナ

雪中のブナ

寄稿文はこちら

●平成27年度第42回一橋植樹会総会のお知らせ

第42回一橋植樹会総会を以下の日程で開催します。会員の皆様には是非ご参加いただきますようお願いいたします。
学生理事も出席し、総会終了後には交流会も予定しています。

総会資料は4月末ごろ会員の皆様に郵送させていただきます。昨年から会員への往復はがきによるご案内は割愛させていただいておりますので、出欠の御連絡は同封のFAXか以下のメール宛先にお願いいたします。

日 時  5月23日(土)  午前10時30分受け受け開始 午前11時開会
場 所  一橋大学佐野書院(電話:042-577-5230)
会 費  5千円(当日会場にて申し受けます。)

お申込み・お問い合わせ:一橋植樹会事務局
TEL:03-3262-0112
FAX:03-3262-2150
E-mail:shokuju@mercury.ne.jp

昨年の総会の一コマ

昨年の総会の一コマ

●「巣立ちの時」

3月30日、母校では卒業式が催され蓼沼学長、如水会理事長等からの祝辞を受け晴れやかな顔で 卒業して行きました。在学中、植樹会活動に携わった卒業生諸君には改めて感謝の意を表し、新天地での大いなる活躍を 祈念します。そして、大きく成長して再び国立へ戻って来るのを待っています。

如水会主催の卒業祝賀パーティーで

如水会主催の卒業祝賀パーティーで

●平成26年度の作業参加者の推移

3月30日、母校では卒業式が催され蓼沼学長、如水会理事長等からの祝辞を受け晴れやかな顔で 卒業して行きました。在学中、植樹会活動に携わった卒業生諸君には改めて感謝の意を表し、新天地での大いなる活躍を 祈念します。そして、大きく成長して再び国立へ戻って来るのを待っています。

詳しいデータはこちら

●学生コーナー

今月は、今回退任された学生理事の方々から「一言づつ」メッセージをいただくことにしました。
社会に巣立っていく人、大学院で学業を続ける人など様々ですが、一橋大学での貴重な学生生活について様々な 思いが一人ひとりにこみ上げていることでしょう。 また、植樹会について貴重な提言をしてくれた方もいます。
卒業のお祝いを申し上げるとともに、一橋植樹会への多大なる貢献に心から感謝いたします。

メッセージはこちら

●2月新規登録会員

2月は5名の方にご入会いただきました。ご支援有難うございます。

今後とも宜しくお願い致します。

新規会員の詳細はこちら

 

尚、入会に関しましては、会員登録はこちらをクリックしていただき、必要事項記入の上、支払方法「如水会DCカード口座よりの自動引落し」を選択し、「登録」ボタンを押していただければ、すぐに会員として登録されます。