トピックス
本年第1回目の休日作業が行われました
※写真はクリックすると拡大します
前日まで続いた雨模様が嘘のような梅雨の晴れ間となった6月20日(土)に、第6回目の「休日作業」が行われました。定例作業としては第146回となります。ウィークデーに仕事を持っておられる会員や、授業などのために参加しにくい教職員・学生の方々に作業に参加していただく機会を少しでも増やそうと、今年から年2回の開催を試みることになりました。参加者は蓼沼学長以下120名でした。
作業は4班に分かれ、西、東の両キャンパスで行われましたが、今回の目玉は「アカマツの補植」でした。本HPでも何度かお伝えしてきたとおり、日本全国で深刻になっている「松枯れ」現象が本学にも押し寄せてきて、多くのアカマツが枯れてしまいました。そこで、一つの対策として、野球場北側にアカマツの圃場を作って、苗を育成してきました。特に被害の大きかった陸上競技場と野球場の境界の、枯れた樹を切り落とした跡地に、育ててきた苗8本を移植したのです。
このほか、東キャンパス1号館周辺、西キャンパス旧門衛所の南側一帯、西プラザ北・東側庭園付近で剪定、除草、清掃作業を行いました。
作業終了後は、西プラザ1階で交流会が開かれ、交流の輪が広がりました。初参加されたOBのユーモアを交えた挨拶もあり、大きな盛り上がりを見せました。
年2回となった休日作業を実現させるためには関係者の負担も大きく、周到な準備をされた幹事の方々、当日お手伝いいただいた岸田、国持両ご夫人や、学生の皆さんの努力に感謝いたします。
■作業詳細、作業感想文は→こちら
(文・写真:若月一郎)
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●第19回KODAIRA祭に参加 6月6日(土)、7日(日)
1、2年生の学園祭としてKODAIRA祭が毎年初夏に国立東キャンパスを中心として開催されています。新入生が元気で活躍するのが何とも爽やか前期の大学祭です。今年も植樹会が参加しました。今回で8回目の参加となりました。メインはやはり「森のクラフト教室」。今回も学生理事が中心となって企画から運営までを行いました。
今回、筒井教授の発案で、キャンパスの竹を素材としたクラフトを取り入れることにしました。5月22日に筒井教授や学生数名と担当理事(佐藤)が、西キャンパス北側に生えるマダケやモウソウチクを採取し、簡単に加工を加えておきました。また秋に採取した様々なドングリや草木の実などキャンパス産の素材も揃えました。
二日とも会場には多くの親子連れが来てくれました。一橋祭に来てくれた子供たちもいます。リピーターが多く来てくれるようになったのはうれしいことです。OBも学生も子供たちの指導に当たりました。今回、多くの学生が積極的に参加してくれたこともあって、ブースは活気に満ちていました。
来場者は親子連れを中心に2日間で300名以上でした。
(文・写真:佐藤征男)
●作業6月1日(月)KODAIRA祭実行委員会との共同作業(第145回定例作業)
KODAIRA祭を間近に控えた6月1日、酷暑の中、中心会場となる東キャンパスの整備を、KODAIRA祭準備委員会と植樹会の共同作業として行いました。68名もの学生を4班に分け、植樹会OBが指導する形で約2時間半に亘って実施されました。
植樹会は、KODAIRA祭にて毎回大好評の「森のクラフト」を企画していますので、そのための「材料集めと加工」も行ないました。
1年生の参加が多く、作業終了後の交流会もフレッシュな雰囲気に包まれました。
作業詳細、作業感想文は→こちら
●6月17日(水)・18日(木)坐忘山荘(伊藤助成記念山荘)の庭園整備
「坐忘山荘」は、元如水会理事長の故伊藤助成氏(元日本生命保険社長・会長)の別荘をご遺族が如水会に寄贈され、同会が維持管理を行っている施設です。
本年も一橋植樹会が如水会から依頼を受け、6月17日・18日に庭園の整備作業を行いました。
参加者は福嶋顧問以下13名でした。様々な樹種が植えられている広大な庭園で着々と作業を進め、夏を前に美しい庭園を蘇らせることができました。
当日参加された樋浦憲次さん(昭45経)から寄稿文をいただきました。
寄稿文は→こちら
●6月15日(月)緑の科学第10回 管理作業の実践(フィールドワーク)
6月15日(月)、緑の科学でのフィールドワークは今回が3回目です。心配した雨も降らずに福嶋先生と筒井先生の指導のもと、作業は順調に進捗しました。1回目(4月20日、サクラの観察)と2回目(5月11日、緑の回廊;植物観察)は純粋にキャンパスツアーでしたが、3回目は管理作業の実践で学生の方々に実際に剪定の作業を行ってもらいました。今回は約50人の学生を4班に分けて、東キャンパスのベニカナメモチの剪定です。
植樹会の幹事の皆さん13名の方々が応援して下さいました。
八藤さん、籏野さん、田中さん、関戸さん、夏目さん、湯川さん、西村さん、津田さん、保坂さん、川崎さん、林さん、善宝さん、樋浦、(順不動)のメンバーが学生たちにどのように作業するかを指導しました。ベニカナメモチは萌芽力が極めて強く加えて新芽が紅くて綺麗なことから近年生け垣として人気があります。剪定の他にも周囲の雑草取り、生け垣の中のツルや他の樹木の除去なども行いました。伐採した枝葉やごみを指定の場所にリヤカーや一輪車で運んで終了です。
剪定は初めて行うという学生も少なくなく、大いに興味深い基調な体験となったようです。
応援の幹事の皆さん有り難うございました。
(文・写真:樋浦憲次)
●蓼沼学長をキャンパス・ツアーにご案内
5月18日(月)、目白押しのスケジュールの蓼沼学長に貴重な時間を割いて頂き、福嶋顧問の案内で西キャンパスの約半分を視察頂きました。 八藤会長以下植樹会関係者に三好施設課長も同行し、改めて、国立キャンパス緑地基本計画が先人の意図したキャンパス設計のコンセプトを尊重し策定された経緯を説明申し上げながら、12年に及ぼうとするボランティア作業の成果と残る問題点に付いて理解をして頂くべく努めました。
僅かの時間でしたが、蓼沼学長もアカマツの虫食いによる枯れの進行には認識を深められたようでした。
大学には当然のことながら「キャンパスは教育と研究の場」という確たる概念が共有されています。 今後共、大学が新たに建造物の建設を計画するに際し国立キャンパス緑地基本計画に留意して頂けるものと考えています。
(文:西村周一)
●学生コーナー
今月は、KODAIRA祭の「森のクラフト」で大活躍した学生理事4年生の中村嘉希さんです。
勉強に、遊びに、大学祭運営活動にと、大学最後の1年間を実に有意義に過ごしているようです。
■中村嘉希さんの寄稿文は→こちら
●植樹会へのご寄附
5月に次の方々からご寄附をいただきました。まことに有難うございました。
植樹会活動に有効に使わせていただきます。
町野 宏祥様(昭35社)
中元 敬子様(昭31法)
関戸 康男様(昭40社)
保坂 証司様(昭44社)
藤木 隆三様(昭37経)
●5月新規登録会員
5月は1名の方にご入会いただきました。ご支援有難うございます。
今後とも宜しくお願い致します。
■新規会員の詳細は→こちら
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