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一2015年を振り返ってー

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会長 八藤 南洋(昭40経)

今年もまた大学通りにクリスマスのイルミネーションが輝いています。今や国立の冬の風物詩になってきました。母校の国立移転後に先輩が植えたイチョウの木のうち10本に9万個のLEDライトが美しい光を放っています。
大学通りの美しい景観を次の世代へと繋ぐために国立桜守が中心になり小中学生のボランティア活動も加わり緑地帯への植栽活動を続けています。我々植樹会と同じ精神と活動により国立の自然の緑が守られて行くことを期待して止みません。

今年は年初に計画した全ての作業を滞りなく終了出来ました。事故もなく、植樹会設立以来無事故の記録を更新しています。月例作業、休日作業、体育会の部活グラウンド整備のサポート、KODA祭、一橋祭の2つの学園祭に向けての美化整備作業、森のクラフトによる学園祭への参加等を実行しました。天気予報が外れ直前になり雨が止み晴天に変わった例も2、3ありました。天気も又私達の活動を味方してくれた、と幸運に感謝しています。

作業に勤しむ八藤会長(12月定例作業)

作業に勤しむ八藤会長(12月定例作業)

5月のホームカミングデーでの会員勧誘

5月のホームカミングデーでの会員勧誘

新生植樹会の過去10年の活動の成果を評価することを目的に始めた国立キャンパス緑地基本計画のレビューを大学と植樹会合同で2年をかけて行いました。全てのゾーンを自分達の目で見て、計画通り実現出来たかどうか、そして今後キャンパスの緑を保全して行くのに実行すべき管理計画はどのようなものであるべきか、福嶋先生の指導の下に総括しました。この12月に「基本計画レビュー」版として完成させ、装いを新たに冊子として発行しました。今後はこのレビューを基に大学と共に植樹会の活動を続けて行くことになります。キャンパスの新しい指針です。福嶋先生、施設課伊藤さん(8月末退職)はもちろん、参加して頂いた植樹会の皆さんの汗の結晶であり、ご協力に心からお礼を申し上げます。

昨年まで10月の月例作業(週日第3金曜日)を年1回の休日作業日としてきましたが、今年から6月の月例作業も土曜日に移し休日作業とし、春秋年2回の休日作業としました。週日の作業に参加出来ない卒業生、教職員、学生に参加の機会を増やすことになり、これが作業参加者の増加に繋がれば,と期待しています。

武蔵野の林の復元を目指して2013年から開始した植樹も小規模ですが着実に続けています。今年はマツ枯れが続出しこれが対策として6月休日作業でアカマツを補植しました。今後の枯れマツ対策として重要な試みとなりました。

6月の作業でのアカマツの補植

6月の作業でのアカマツの補植

蓼沼学長も穴掘りから参加

蓼沼学長も穴掘りから参加

キャンパスの多くの樹木が国立移転時から残るものであり、長い年月を重ね、枯れ損木、衰弱木が目立ってきています。放置すれば危険なることは大学に助言してきました。樹木の伐採に理由の如何を問わず拒否反応する学内外関係者も多く、一方では大学も予算の手当が難しい台所事情もあり危険木の処理が遅々として進みませんでした。そんな中、今年になり大学執行部のキャンパスの樹木の現状認識や理解が進み、「枯れ損木,衰弱木などは伐採し,その後に新しい苗木を植えて世代更新を図ること」の基本方針を固められたとの朗報がありました。最近これを裏付けるような大木の自然倒木を実際に経験し、大学は年末から年始に掛けてこれ迄にないような規模の枯れ損木、衰弱木の伐採処理を開始しました。植樹会はこの大学の方針を歓迎しています。上記レビューにある苗木、若木による補植を行い世代の更新を図る活動にこれまで以上に力を入れることが極めて重要であると考えています。

アカマツの移植を終え、皆で記念撮影

アカマツの移植を終え、皆で記念撮影

植樹会も1500人の会員を擁するボランティア組織となりました。これまでとは違った組織運営が求められ、新たなルールや事務処理要項が必要となりました。今年は有難いことに適任者を得てこの整備が進み、ほぼ完成しました。
その一つがが会員サービスの充実の一助となる一斉メールサービスです。
植樹会のコミュニケーションツールとして有効に利用して行きたいと思います。

最後になりますが、この1年間植樹会活動にご協力頂いた皆さんに深くお礼を申し上げます共に新しい年が幸多き年となりますようお祈り申し上げます。
佳いお年をお迎え下さい。

What's New

●12月18日(金)第152回定例作業

冬晴れに恵まれて最高の作業日和となった12月18日、第152回定例作業が行われました。
参加者は、福嶋顧問・OBが51名、学生が79名の総計130名でした。
作業については3班に分かれ、①矢野二郎像周辺、②イノベーション研究センター周囲、③岸田ロード東側で、植込みの剪定・整備、雑草の除去、清掃(冬に入ったので、特に大量の落ち葉が堆積)などが行われました。

矢野二郎像周辺での作業

矢野二郎像周辺での作業

イノベーション研究センター周辺での作業

イノベーション研究センター周辺での作業

岸田ロード東側は急な坂があり機械は使えません

岸田ロード東側は急な坂があり機械は使えません

刈り取った落ち葉の処分も人海戦術で

刈り取った落ち葉の処分も人海戦術で

また、今回は「定例作業」とは別動の部隊により、3つの“特別作業”が行われました。
1つは、田中政彦さん(昭35経)をリーダーとする「古木・銘木」の剪定です。
当初の計画では、兼松講堂前(中央庭園)の白梅(白加賀)に加え、東キャンパス丸池周辺の紅梅の手入れも考えていましたが、白梅に予想外に多数の不要枝(徒長枝)が生えていたために、こちらの対応に手間取り、残念ながら紅梅にまで手が出なかったとのことでした。

田中さんらOBの指導で学生も奮起

田中さんらOBの指導で学生も奮起

やはりOBは技術が違います

やはりOBは技術が違います

こんなに伐るのですね

こんなに伐るのですね

2つ目は、福嶋顧問の指導の下に行った、「キンラン・ギンラン自生地の整備」です。今や東京では珍しくなっている山野草がキャンパスの中にも生息しているのです。
多くは雑木林の下に見られるものですが、生息地一帯に大量の落ち葉が堆積したり、ササなどの強い植物がはびこると、日照が得られないなどのために生育できなくなってしまう恐れがあるとの福嶋先生のご指摘で、これらを除去する作業を行ったものです。
皆で心を込めて手を入れましたので、また来年の春には可憐な花が見られることを期待したいものです。

(3つ目の“特別作業”の「キャンパスでの夏みかんの収穫」については、本HP別項にてご紹介します。)

作業終了後、福嶋顧問から、「ドングリの生態」について、特別にお話がありました。
① キャンパスに落ちているコナラのドングリは、他の“木の実”とは異なり、地面に定着したら尖った側の方からすぐに根が生えること(たとえば、同じ仲間のブナの実は雪の下で年を越し、翌年春に根を生やす。)、②1つの樹から夥しい数のドングリが落ちるが、生育しにくい場所に落ちたもの、特に乾燥した環境下に置かれたものは僅か2週間で死滅してしまうこと、更には、③何とか根を生やせたものの、日当たりが悪ければ結局は生き残ることが難しいこと、など、ドングリの過酷な生存競争について丁寧に解説していただきました。

毎年一橋祭の前には、キャンパス内に沢山落ちているドングリを採取します

毎年一橋祭の前には、キャンパス内に沢山落ちているドングリを採取します

森のクラフト教室」のために準備されたキャンパスのドングリ

森のクラフト教室」のために準備されたキャンパスのドングリ

■作業の詳細、作業感想文(寄稿者は理事の樋口文夫さん(昭41法)です。)は
こちら

樋口さんのレポートには、前記「中央庭園のシラウメ」の歴史などについても詳しい説明があります。
是非お読み下さい。


●学生企画鍋パーティ(定例作業後の交流会)

今回の交流会では、恒例の「学生企画による鍋料理」が提供されました。
昨年、定番の和風鍋ではなく、「西洋鍋=ミルフィーユ鍋」にトライしたところ、とても好評であったため、今年も継続することにしたとのこと。最近は、インターネットで簡単にレシピが手に入り、前の週にあらかじめ皆で予行演習までして成果を確かめておいたとのことで、男子学生も手慣れた手つきで調理は順調に進みました。
交流会では、参加者から「旨い、旨い。」と称賛の声が相次ぎました。

まずは白菜の下洗いから

まずは白菜の下洗いから

白菜と豚バラ肉を交互に重ねていきます

白菜と豚バラ肉を交互に重ねていきます

鍋一杯に敷き詰め終わりました

鍋一杯に敷き詰め終わりました

結果は大好評

結果は大好評


●「キャンパスの恵み」夏みかんを収穫

12月18日の定例作業日に、籏野友夫前会長(昭38経)をリーダーとする別動隊が、キャンパス内にある夏みかんの樹から実の収穫を行ないました。場所は経済研究所南側とガレージ横(テニスコート付近)の2か所です。
実は、昨年は異例の不作の年となってしまい、僅か50個ほどしか収穫できなかったのですが、今年は反対に「嬉しい大豊作」。
何と800個もの収穫が得られました。このため、参加した学生も大興奮でしたが、高鋏みを使って1個1個切り落とすのも大変な作業となり、最後は学生が木に登ってゆすってみたところ、雨のごとくばらばらと落ちてくるという一幕もありました。

経済研究所南での収穫作業

経済研究所南での収穫作業

テニスコート北側で。女子も頑張りました

テニスコート北側で。女子も頑張りました

大豊作のため収穫した夏みかんの処理も大変

大豊作のため収穫した夏みかんの処理も大変

今回の収穫作業に参加した学生の中から、社会学部1年の大矢佳哉さんに寄稿文を書いていただきました。
「冬に実るのに夏みかんとは?」といった疑問への答え、初めての収穫経験の印象など、読み応えのある文章です。

■大矢佳哉さんの寄稿文と参加者の写真は→こちら


●卒業生による記念植樹のお知らせ (学生理事より)

本年度も、恒例の卒業生による「卒業記念植樹」が、来月実施されることになりました。
一昨年までは卒業間近の3月に行っていましたが、少しでも多くの学生に参加してもらおうと、学生が大学に足を運ばなくなる春休み前、かつ講義やゼミが行われている学期末前に実施することにしたものです。今年の記念プレートの漢字は「灯」です。
また、多くの学生、OBにこのイベントの存在、意義を知ってもらおうと、Facebookに「一橋植樹会ページ」を開設することにしました。
facebookページでは学生理事が運営し、作業の活動報告やイベントの告知等に今後使用する予定です。
日時・場所の詳細は追ってFacebookや学内の掲示でご連絡いたします。卒業予定の学生には、「大学生活の思い出、母校への貢献」の一石二鳥となるこの催しに是非参加していただきたくお知らせします。

日時:1月19・20・21・22日いずれか 12:30~13:00を予定
場所:如意団道場周辺
参加費:500円
責任者:増田実佳(法4)
連絡先:3112146c@g.hit-u.ac.jp
facebookページ:https://www.facebook.com/hitusyokujukai


●「国立キャンパス緑地基本計画」のレビュー版を発刊

「国立キャンパス緑地基本計画」が大学の公式計画に決定されて10年。同時期に生まれ変わった新生植樹会が10年を経たのを機に10年間の成果の検証を開始しました。大学と植樹会メンバーが約2年間に亘り何度もキャンパスを訪れ樹木をそして又景観を視察調査して計画の検証を行い、その結果を纏め上げました。それに加え、次の10年に求められる植栽管理計画の具体的施策も検討し、今回冊子にして発行することが出来ました。
今後はこの第2次管理計画を基本にして、キャンパス100年の杜の緑の保全に努めて行くことになります。植樹会も大学と共にこの新しい計画に沿って活動を続け、目的達成に向け全面的に協力して行きます。
又、緑美しいキャンパスを大学(教職員そして学生)と卒業生が一体となって守って行くことと、その思いと精神を次の世代にしっかりと繋げて行くことも今の植樹会に課せられた使命であると考え、活動を続けて行きます。

「レビュー」の表紙・裏表紙

「レビュー」の表紙・裏表紙

「目次」のページ

「目次」のページ


●キャンパス内の老大木、危険木の伐採・除去について

キャンパス内の樹木の中で、病気などで枯れつつある危険木や衰弱木を伐採する作業が進んでいます。
以前にもご紹介した通り、マツノザイセンチュウに侵され枯れたマツについては、既に計画的に伐採・除菌処理が行われ、一部の伐採跡地に植樹会が新たな若木を植樹してきました。そして今般大学は他の原因で枯れたマツを加え11本のマツと、危険木となったサクラ、モミジ、コナラなど合計18本の大木を伐採することを決断したものです。
我々植樹会としても、このように古い衰弱木不要木を処分しつつ新しい樹木を植栽することによって森を更新すること、ゾーンによっては武蔵野の林を復元すること等も提言してきました。今回の大学の判断も、我々と同じ認識に立ち実行されたものと思われ、誠に喜ばしいことと受け取っております。

本年3月のマツの伐採作業

本年3月のマツの伐採作業

伐採された大木

伐採された大木


●「昭和三五会」様、「新三木会」様 団体終身会員に

一橋植樹会は有料個人会員様(1,434名)と如水会支部・年次会・同好会を中心とする団体会員様(15団体)から会費と時々のご寄付により運営されています。 この度、卒業55周年記念大会を開催された昭和三五会様より従来の年会費(1万円)払いから一括10万円支払いによる団体終身会員への移行のお申し出を頂きました。 毎月第三木曜日に各界の著名人をお招きして如水会館で講演会を開催されている新三木会様からも、既に10万円一括お支払いにより団体終身会員にご登録を頂きました。
個人会員としては終身会員が漸増して来ておりますが、団体会員としては未だ稀有の例です。
ご好意に対し、本紙面をお借りして改めて御礼申し上げます。


●学生コーナー

今月は、商学部2年笠原俊宏さんと、法学部1年萩原理沙さんから寄稿文をいただきました。
お二人ともこれから植樹会にも貢献していただく初々しい若きエースです。是非お読み下さい。

■笠原俊宏さんの寄稿文は→こちら
■萩原理沙さんの寄稿文は→こちら


●植樹会へのご寄附

11月に次の方からご寄附をいただきました。まことに有難うございました。
植樹会活動のために、大切に使わせていただきます。

持田 恒男 様(昭35経)
新田 良昭 様(昭35経)
鈴置 牧郎 様(昭35社)
伊藤進一郎 様(昭35商)
高山 卓也 様(昭35経)
小峰 隆  様(昭35経)
茂木七左衛門様(昭35経)
田中 政彦 様(昭35経)
田中由美子 様(昭35家)
國持 重明 様(昭35経)
國持 良子 様(昭35家)
馬場 肇  様(昭35社)


●11月新規登録会員

11月は19名の方にご入会いただきました。ご支援有難うございます。

今後とも宜しくお願い致します。

■新規会員の詳細は→こちら

尚、入会に関しましては、会員登録はこちらをクリックしていただき、必要事項記入の上、支払方法「如水会DCカード口座よりの自動引落し」を選択し、「登録」ボタンを押していただければ、すぐに会員として登録されます。