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ー キャンパス内のアカマツ松枯れ対策 ー

一橋大学のキャンパスを象徴する樹木は「公孫樹(イチョウ)」と言われています。しかし、一橋の歌「武蔵野深き」の冒頭で歌われる 武蔵野深き松風に・・・とあるように、松も又国立移転以来武蔵野の面影を残すキャンパスの重要な木です。

本HPでも度々ご紹介してきた通り、近年急速に進行する松枯れ現象は深刻になっています。

このようにひどい被害は明瞭に分かります。(写真は2012年)

このようにひどい被害は明瞭に分かります。(写真は2012年)

燻蒸処理写真2無残な姿

無残な姿

 

大学も限られた財源の中から細々とながら被害の拡大への対策を講じてきていますが、今年度は植樹会からの寄付金(125万円)と大学で工面した資金の合計245万円で89本のアカマツの幹に害虫駆除の薬剤注入事業を行うことになりました。
既に第1次として12月23~24日に59本に対して処理が施されました。 第2次は2月に30本が予定されています。
この大学側の計画を承知した上で、1月20日の定例作業日に福嶋顧問、籏野元会長、樋浦理事の3名がキャンパス内を隈なく視て廻りのアカマツの健康状況を再点検しました。

福嶋先生による“健康診断

福嶋先生による“健康診断

このようにマツノマダラカミキリがかじってできた穴からマツノザイセンチュウが入り込みます

このようにマツノマダラカミキリがかじってできた穴からマツノザイセンチュウが入り込みます

その結果、今回の防止対策の対象の89本以外にも緊急に処置を施さねばならぬアカマツが11本あることが確認され、早速、大学の施設課に報告すると同時に遅滞なく処理されることを申し入れました。大学の善処を期待するものです。
アカマツは昭和40年代初期には2,000本あったと言われますが、今日確認される本数は249本です。 50年経て僅か12.5%に迄激減してしまったとは改めて衝撃を受けます。

これまで、侵されてしまったアカマツを伐採してきました

これまで、侵されてしまったアカマツを伐採してきました

更に小さく伐り分けて燻蒸処理に備えます

更に小さく伐り分けて燻蒸処理に備えます

このように燻蒸処理を行なった後、早急にキャンパスから搬出しました

このように燻蒸処理を行なった後、早急にキャンパスから搬出しました

残った貴重な249本を死守し、同時に新しくアカマツの苗木を植えて育てて行く必要があるでしょう。
249本のアカマツを守るには、
(1)アカマツを健康な状態に保つよう周辺を整備する。
アカマツを被圧するヒマラヤ杉のような高木は伐採、排除しアカマツの周辺を明るくしてやる。
(2)定期的な健康診断と薬剤の樹幹注入の実施
が必要ですが、薬剤の樹幹注入には平均的に一本当たり3万円を強要します。
2月の第2次処理を実施後も尚、160本のアカマツの対策の目途が立っていません。 これを全て実施するには500万円近い予算が必要で、どうやってこれを捻出するかが問われているのです。
以下は、昨年12月23日に行われた薬剤注入作業の写真です。

健康を保つために、樹に穴を開け薬剤を注入します

健康を保つために、樹に穴を開け薬剤を注入します

注入後はこのように丁寧に穴埋めを行ないます

注入後はこのように丁寧に穴埋めを行ないます

文科省からの交付金カット継続に苦しむ大学の苦しい台所事情は理解できるものの、このままでは強い危機意識を持つ植樹会としても大きな不安を覚えざるを得ないというのも確かです。植樹会員のみならず広く如水会員、大学関係者にこのような危機意識を共有して頂き、オール一橋で危機に瀕すアカマツ林を救い、再生したいというのが我々の願いです。

そして、植樹会としては細やかながら、一橋のシンボルであるアカマツを次世代に繋げるために、学内で育てた新たな苗を伐採跡地に移植する活動を行っています。

蓼沼学長も移植作業に参加

蓼沼学長も移植作業に参加

未来に繫ぐ移植された若木

未来に繫ぐ移植された若木

<文・写真:若月一郎、写真協力:坪谷英樹(施設課)>

What's New

●第167回定例作業:2月17日(金)

今年の「春一番」が吹いた2月17日、強風の中ではありましたが、暖かな陽気に恵まれて2月度の定例作業が行われました。
春休み中であるにも拘わらず、学生からも多数の参加があり、参加者数は、顧問・教職員4名、OB59名、学生92名の、合計155名という盛況になりました。

今回は4つの班に分かれ、全て西キャンパスで行われましたが、「竹垣の修理・更新」という通常とは一味違う作業も行われ、また、この作業日に合わせて、「椎茸栽培の種付け」(What’s Newに別掲)や、「くにたちのお花ばたけ」での「ジャガイモの種イモの植え付け」なども行われました。また、作業後の交流会では、毎年恒例の福嶋顧問ご厚意による「寒ブリ大会」も実施され、OBや学生の参加者が多かった原因の1つになったようです。

第1班は西キャンパス岸田ロードの西側(フェンス沿い)斜面地部分の草刈り(12月定例の作業でやり残した部分)と、ハンドボールコート東側一帯です。OBと学生が上手く連携して作業に専念し、大きな成果を上げました。

西側フェンス沿いの法地での仮払い機を使用した作業

西側フェンス沿いの法地での仮払い機を使用した作業

OBと学生の協力する様子が分かりますね

OBと学生の協力する様子が分かりますね

第2班は陸上競技場東側の南北に細長いエリアです。冬に美しい花で彩られるカンツバキが壁のように縦列して繁茂しており、また不要な雑木なども散見されたため、その除去作業なども含め大変骨の折れる仕事となりました。
OBが中心となって伐採・剪定・草刈りを行い、学生が除去された草や枝を集めて投棄場所に運ぶという分担で、効率よく作業が進みました。

左側に見えるのがカンツバキの“壁”です

左側に見えるのがカンツバキの“壁”です

不要木も結構な大木で、除去するのに一苦労

不要木も結構な大木で、除去するのに一苦労

第3班は兼松講堂西側、矢野二郎像の周辺での作業です。矢野先生が見下ろす広大な一帯で、辛抱強く丁寧に作業するOBの姿が印象的でした。

広い作業範囲でのOBと学生の共同作業

広い作業範囲でのOBと学生の共同作業

OBの熱心な作業が光ります

OBの熱心な作業が光ります

最後の第4班は、職員集会所周りの竹垣の更新作業を行いました。あらかじめOBがキャンパス内の竹林から伐り出し用意しておいた竹を利用して、腐食し朽ち果ててしまった既存の竹垣を除去し新しい垣根を作るもので、これには相当な技術を必要とします。
特にシュロ縄を使用して水平・垂直の竹を十字に結びつける「いぼ結び」が難しく、従って、当初は「過去に経験したことのある人ではなくては困難ではないか」と想定していましたが、技術を持つOBの懇切な指導により、学生も驚くほど上達しました。

横一列に並び、一生懸命トライします

横一列に並び、一生懸命トライします

学生もとても上手に結べるようになりました

学生もとても上手に結べるようになりました

美しい出来上がり振りです

美しい出来上がり振りです

今回の作業日には、西プラザ近くの、学生が維持管理している「くにたちのお花ばたけ」でジャガイモの種イモの植え付けも行われました。
ジャガイモは勿論根菜として収穫するのですが、その花も大変美しく鑑賞に堪え得るものなのです。5-6月頃の開花期が待ち遠しいですね。

OBに教えられたとおりに種イモを植え付けます

OBに教えられたとおりに種イモを植え付けます

作業参加者で記念写真

作業参加者で記念写真

■定例作業の詳細、作業参加感想文(寄稿者は理事の大池明さん(昭44社)です)は →こちら

大池さんは「竹垣の修理・更新」班に参加され、苦労された作業の様子などが描かれています。是非お読み下さい。

●植樹会寄贈植樹を実施:2月17日(金)

ここ数年は、キャンパス内で枯死したり弱ってしまった樹々の復元・更新等のために、定例作業の中で計画的に植樹を行ってきましたが、それとは別に、暫く行われていなかった「植樹会としての記念植樹」を2月の定例作業日に合わせて実施しました。
場所は、法人本部棟と旧門衛所の間で過去の定例作業で整備済みの空き地に、オオシマザクラの成木1本を植樹しました。
津田会長並びに筒井教授の挨拶に続き、そのお二人、福嶋顧問、および植樹会の発展に貢献されてこられたOBの方々などの参列者によって鍬入れのセレモニーが行われました。

鍬入れの模様です

鍬入れの模様です

参加者一同で記念写真

参加者一同で記念写真

●寒ブリ大会開催!(定例作業後の交流会)

今年も福嶋先生のご厚意による「寒ブリ大会」が2月17日の定例作業終了後に行われました。
これは、福嶋先生から毎年立派な寒ブリをご寄贈いただき、先生、OB会員ご夫人方、学生の協力のもとで、豪華な刺身とブリ大根料理が交流会に提供されるものです。
毎年この行事を楽しみにしているOBも多く、今回の定例作業も、この季節としては異例の大参加者数となりました。

籏野元会長が立派な大根を仕入れてこられました

籏野元会長が立派な大根を仕入れてこられました

搬入された大型のブリを囲んで、先生と調理に参加する学生理事

搬入された大型のブリを囲んで、先生と調理に参加する学生理事

毎年のことながら、先生の見事な包丁捌きに周囲からは感嘆の声が上がりました。

見事な包丁捌きによる解体

見事な包丁捌きによる解体

美味しそうなブリ大根ができてきましたよ

美味しそうなブリ大根ができてきましたよ

1時間半以上にも亘る調理作業の結果、見た目にも美しく刺身が盛り付けられました。
交流会場では“待ちに待った”OBだけでなく、学生も刺身に殺到し、瞬く間に皿は空になっていきました。
また、ブリ大根の深い味わいをじっくり堪能することが出来ました。

美しい盛り付けをご覧下さい

美しい盛り付けをご覧下さい

“待ちに待った”乾杯の瞬間

“待ちに待った”乾杯の瞬間

 ●学内での椎茸栽培を学生が体験

2月17日の作業日に、湯川敏雄さん(昭42社)の指導の元に、学生たちが「椎茸の種付け」の作業を体験しました。
キャンパス内のコナラの原木を使って、椎茸の種付けを行い、暫く寝かした後に職員集会所の裏庭にて3年かけて栽培するという、まさに何から何まで“一橋大学産”の椎茸なのです。
原木は、先月更新のHPでもご紹介した、瓢箪池西側の森で倒壊してしまったコナラの大木を解体したもので、これに電気ドリルで一定間隔に孔を開け、そこにハンマーで、椎茸の種を埋め込む作業です。

倒壊したコナラの大木を椎茸栽培の原木に

倒壊したコナラの大木を椎茸栽培の原木に

ドリルでの穴開け作業

ドリルでの穴開け作業

“種の埋め込み”はこのようにするのです

“種の埋め込み”はこのようにするのです

実は、椎茸は種付けをしてから夏を2回越さないと収穫できないということなので、在学中に自分が植えた椎茸を収穫できるようにとの配慮から、この作業には1年生に参加してもらいました。

黒いビニールで覆い、数か月寝かします

黒いビニールで覆い、数か月寝かします

最終的にはこのようにして、椎茸の成長を待つのです

最終的にはこのようにして、椎茸の成長を待つのです

こんな立派な椎茸が2-3年後に収穫できるのを期待して

こんな立派な椎茸が2-3年後に収穫できるのを期待して

 ●植樹会新旧学生理事(候補)顔合わせ会(2月17日)

恒例の新旧学生理事(候補)顔合わせ会を、2月17日定例作業終了後の夜、塚田農場国立店で開催しました。
植樹会学生班を仕切っている学生理事は卒業・進級により毎年メンバー入れ替わります。4年生には卒業しますのでこれまでの活躍に感謝し、新たに加わる2年生の新学生理事(候補)にはこれからの活躍を期待し、3年生にはこれまでの経験を活かして植樹会学生班を主導することを期待し、そして植樹会幹事・顧問との面識を深めるためにこの会を企画しています。
今回は、卒業予定の4年生3名、3年生4名、2年生6名学生計13名。植樹会幹事・顧問18名。合計31名で賑やかな会となりました。
津田会長の発声で一回目の乾杯、しばらく歓談、会議の都合で遅れて合流した一橋祭運営委員会のメンバーが到着、筒井教授による二回目の乾杯で会は大いに盛り上がりました。
今回の顔合わせ会のミッションは、顔と名前を覚えてもらうこと、乾杯のあとは全員の自己紹介で時間一杯となりました。
普段はゆっくりと話す機会が少ない植樹会幹事・顧問と学生理事です。これを機会に植樹会と学生の連携が一層強くなることでしょう。
学生理事の皆さん、これからもよろしく。そして卒業する学生理事の皆さん、社会人となっても植樹会会員を続けてください。

学生コーナー

今月の学生コーナーには、学生理事で社会学部3年の堂本強介と商学部3年の瀬野公也さんに登場いただきました。
ユーモアを交えた社会観察のエッセイ(堂本さん)、「社会科学の本質と意義」について、ある興味深い学説を通して見つめた寄稿文(瀬野さん)いずれも、非常に読み応えがあり、かつ「さすが一橋大生」と、本学学生の優秀さを再認識できる文章だと思います。是非お読みいただきますよう。

■学生理事の堂本強介さん(社会学部3年)の寄稿文は→こちら
瀬野公也さん(商学部3年)の寄稿文は→こちら

●1月新規登録会員

1月には個人1名の方にご入会いただきました。
ご支援有難うございます。今後とも宜しくお願い致します。

■新規会員の詳細は→こちら

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