トピックス

来月の定例作業日は3月15日(金)です

キャンパスの梅

古来日本人はサクラとウメをこよなく愛でてきました。サクラは9種類の野生種があり、稲や穀物の霊を表す頭文字「サ」と神座を意味する「クラ(坐)」を合体した語とも言われ、古くから農民達が「神聖な木」「田の神様が住んでいる木」として考えて大切にしていたと 昨年3月の「如水会々報・植樹会通信」福嶋顧問寄稿から学んだ処ですが、ウメは7-8世紀に中国から渡来した外来種です。遣隋使/遣唐使達が漢方薬としてウメの実の加工物を種苗と共に持ち帰ったのでしょうか。古事記/日本書紀にはウメの記述は見られないそうですが、渡来後その花の色と香りが奈良時代の人々を急速に魅了したのか、8世紀半ば日本初の漢詩集「懐風藻」に初出の後、「万葉集」にはウメがサクラの三倍も詠まれる程。平安時代に入り「古今和歌集」以降はサクラが逆転しますが、爾来江戸時代の小唄/端唄に至り 更には近代の俳句等迄 サクラと共に詠われ、人々の心に亦言葉に香りと色彩を届けてくれています。

国立のキャンパスのウメは10本に届かぬ数ですが、存在感は小さくはありません。兼松講堂の前から 中央庭園を斜めに 池を右に見ながら辿る道の入り口の角に白加賀の木が目に入ります。この木は2015年2月のホームページに“受難の梅が咲きました*“として紹介されていますが、その3年前の大雪で幹の中心部が裂け、太い枝が折れて落ちる等の大きなダメージから修復され見事に花を咲かせたとあります。相当な古木ですが 裂けた幹を結び/布で巻き、支柱で枝等も支えるという処置が施され、植樹会の作業でも 適切な剪定を怠らずにきました。今年も見事な花を咲かせてくれて居ます。(*表記そのまま)

中央庭園の白加賀

中央庭園の白加賀

白加賀 兼松講堂を背に

白加賀 兼松講堂を背に


白加賀の剪定

白加賀の剪定


兼松講堂右手前のウメも昨年の台風で支柱から落ちる等の被害がありましたが、これも落ちた幹を持ち上げ支柱に結び直す等の修復を計ると共に適宜剪定を行いました。今の段階では未だ固い蕾でお楽しみにと言う処です。
俗に「サクラ切る馬鹿 ウメ切らぬ馬鹿」と言われますが、ウメは枝の成長が早く 放っておくと樹形が崩れて見苦しくなる他、病気・害虫にも弱くなり、花・実が付きにくくなるので、適切な剪定が不可欠です。

支柱から落ちたウメを戻す

支柱から落ちたウメを戻す

まだ固い蕾み

まだ固い蕾み


経済研究所の前に数本ウメがありますが、71年卒業記念の木はこちらも未だ固い蕾みでした。西プラザの前の月桂樹の横にも図書館の時計台を背景にきれいな白い花を咲かせてくれて居ます。東キャンパスでは 東本館前丸池の端に カンコウバイが咲いています。超早咲きで冬の乏しい彩りに貴重な色合いを与えてくれていると共に 引締った感じも漂わせてくれています。

経済研究所前

経済研究所前

同 71年卒業記念

同 71年卒業記念


西プラザ北東

西プラザ北東

東本館とカンコウバイ

東本館とカンコウバイ


                                                                                                          (写真/文:谷中健治)

What's New

●第193回定例作業:2月15日(金)

厳寒期ではありますが、薄日が時折射して、気温も10度をやや下廻る程度でまずまず。職員3名、OB 54名、学生51名の総員108名で定例作業に取り組みました。夜帰宅後テレビを見て驚いたのですが、何と!同日正午前後から都心、横浜、千葉中心部等では暫く小雪ちらつくお天気でした。

第1班は東キャンパス国際研究館西側の整備に励みました。先月の作業からの継続となるアイビーの除去が主ですが まだ残っていた折れた枝の除去も大切、刈払機の使用が可能な部分を増やして作業の実効が上がりました。

アイビーが未だ大分残っています

アイビーが未だ大分残っています

長いツルを引き抜く

長いツルを引き抜く


国際研究館前作業後

国際研究館前作業後


第2班と第3班は西キャンパス東2研究館北側の東西両サイドを担当しました。週初に臨時作業で この一帯のキンモクセイとツバキの剪定を行いましたが、ボリューム多く作業の緒に就いたという処迄でしたので 定例作業でその完遂を目指し、一帯は大変スッキリとした感じになりました。

第2研究館北側の作業前西から

第2研究館北側の作業前西から

第2研究館北側作業前東から

第2研究館北側作業前東から


枝の処理が大変

枝の処理が大変

多数投入

多数投入


空間が大分広がりました

空間が大分広がりました

こんなにスッキリ

こんなにスッキリ


 第4班は第2研究館南側からヒマラヤスギ周囲/図書館南側にかけての雑草・雑木除去と清掃に努めました。

第2研究館前

第2研究館前

第2研究館南西部作業中

第2研究館南西部作業中


ヒマラヤ杉から図書館の南にかけて

ヒマラヤスギから図書館の南にかけて


作業後の交流会の「寒ブリ大会」の模様は下段に別記します。

今月の作業感想文は 木田隆平理事(昭50社)にお願いしました。作業内容、参加者、作業地図と共にご覧下さい:→ こちら

●臨時作業:2月10日(日)

要管理木対応班メンバーを中心に 要管理木等の整備を行いました。東キャンパス正門奥左側のモッコク(枯死木)や 職員集会所中庭のモッコク2本の除伐とスダジイの枝剪定にベテランが対応、併せて西プラザ前のノウゼンカズラの剪定に取り組みました。
午後は第2研究館北側のツバキとキンモクセイの剪定に全員で励みましたが途半ば、残りは上記の如く定例作業日にかなりの人数投入で実効を挙げる事が出来ました。

スタート前に打ち合わせ

スタート前に打ち合わせ

第2研究館北側

第2研究館北側


ノウゼンカズラに取り組む

ノウゼンカズラに取り組む

ノウゼンカズラ剪定後

ノウゼンカズラ剪定後


参加者:津田、徳永、高原、湯川、高場、大池、五島、柳原、谷中、小槙、山口、飯塚、藤原、善宝

●アカマツへの薬剤樹幹注入
昨年12月アカマツ48本に対して薬剤樹幹注入を実施しました。総費用は1,236千円で 大学536千円、植樹会700千円の分担で対応し、植樹会分担分は今年度予算とアカマツ基金の取り崩しを充当いたしました。

幹に注入用の穴を開ける

幹に注入用の穴を開ける

薬剤注入

薬剤注入


差し込まれた薬剤

差し込まれた薬剤

作業識別・記録タグ

作業識別・記録タグ


(写真提供:大学施設課)

●寒ブリ大会:2月15日 作業終了の後

今年も寒ブリ大会の季節になりました。福嶋先生のご厚意に依り毎年立派なブリをご寄贈戴き、自らマイ出刃包丁とマイ刺身包丁を使って鮮やかな包丁捌きで調理していただきます。三枚に下ろすのは大変な体力が要る上、トロ、中トロ、赤身に分けてお刺身にきれいに整えていただきます。アラはブリ大根へと更に味わいの世界を広げることに。

見事なブリ2尾

見事なブリ2尾

先生の鮮やかな包丁捌き

先生の鮮やかな包丁捌き


今回も岸田夫人、米川夫人、奥井夫人とOBのご夫人方のご助力と 学生達の協力で一時間半余の調理作業の後、交流会で皆さんの舌と心を満たす準備が出来上がった訳です。
開始と共にOB学生共刺身に殺到、ブリ大根もお代りの声しきり。いつもの如く大いに味を楽しみ、歓談に盛り上がりました。

料理に活躍された皆さん

料理に活躍された皆さん

お刺身とブリ大根

お刺身とブリ大根


●植樹会新旧学生理事(候補)顔合わせ会:2月15日17:30 ~

恒例の新旧学生理事(候補)との顔合わせ会を 国立駅前塚田農場で開催しました。学生理事は卒業・進級等により毎年メンバーが入れ替わりますが、今年は24名が退任し、21名が継続/新任(予定)です。退任の方々にはこれまでの活躍に感謝し、3年生にはこれまでの経験を生かしての学生班主導の期待を含み、植樹会幹事/顧問・先生との面識を深める為にこの会を企画しています。学生は堀井康多郎代表幹事他8名、顧問・先生・OB22名で、大いに語り意見を交わし、理解を深め合う賑やかな会となり、皆の連携が深まる良い機会となりました。学生理事の皆さん、これからも宜しく、亦社会人となる方も植樹会々員を続けて下さい。

堀井さんのご挨拶に拍手

堀井さんのご挨拶に拍手

●学生コーナー

今月はお二人からの寄稿をお読みいただけます。度々このホームページに文章を寄せていただき 亦その活躍ぶりがいろいろな写真から窺える吉岡菜穂さん(商4)からは、ナツミカンのマーマレード作りに思いを込めて振り返る文章を、荒川愛子さん(商3)からは一年の「緑の科学」を通じての学習/経験の報告をいただきました:

吉岡菜穂さん「学生最後の夏ミカン」 →こちら
荒川愛子さん「緑の科学ご報告」→こちら

 
●アカマツ基金へのご寄附

このたび母校の象徴的な樹木であるアカマツの害虫被害対策として「アカマツ基金」を創設致しました。
ここをクリック →

ぜひご寄附をお願い致します。

1月に次の3名の方と1団体からご寄附いただきました。まことに有り難うございます。
趣旨に添い、大切に使わさせていただきます:

野沢一男(昭34商)   田中由美子(昭35家)   高松武雄(昭42経)
昭和48年会

 

●新規会員登録

1月に2名の方と1団体に入会いただきました。ご支援有り難うございます。

葉山 俊(昭54商)   佐藤宏俊(平25法)   昭和48年会

尚、入会に関しましては、会員登録はこちらをクリックしていただき、必要事項記入の上、支払方法「如水会DCカード口座よりの自動引落し」を選択し、「登録」ボタンを押していただければ、すぐに会員として登録されます。