トピックス

令和元年12月31日

来月の定例作業日は1月10日(金)です

2019年を振り返って

平成から令和の世に代わった2019年は、5月に津田前会長の退任に伴い河村新会長が第10代会長に選任され、9月には2003年の作業開始来200回目となる定例作業日を迎えました。
11回の定例作業とKODAIRA祭・一橋祭実行委員会との共同作業の全てが悪天候に阻まれる事なく実施出来、又定例作業では追いつかない部分を補完する為に十数次に亘り行われた臨時作業と、六つの運動部との共同作業も、1回雨天に邪魔された他は天候に恵まれ、様々な作業を進める事ができました。活動概況と実績は年度末の来年3月にお伝え致しますが、ここでは1年の活動の一端を写真で振り返ってみたいと思います:

5月佐野書院庭園整備

5月佐野書院庭園整備

1月アイビー(ヘデラ)を引き抜く

1月アイビー(ヘデラ)を引き抜く

2月ノウゼンカズラ剪定

2月ノウゼンカズラ剪定


3月藤棚修復

3月藤棚修復

4月作成した腐葉土箱に落ち葉を入れる

4月作成した腐葉土箱に落ち葉を入れる


6月研修旅行・ 赤石岳を背景に

6月研修旅行・ 赤石岳を背景に

6月KODAIRA祭実行委員会と共同作業

6月KODAIRA祭実行委員会と共同作業


7月矢野二郎像前で草刈り

7月矢野二郎像前で草刈り

9月草とツルに覆われた自転車と格闘

9月草とツルに覆われた自転車と格闘

10月ハンドボールコート周辺の整備

10月ハンドボールコート周辺の整備


11月作業200回記念植樹

11月作業200回記念植樹

12月岸田ロード西側斜面で

12月岸田ロード西側斜面で


「キャンパスの自然の微笑」: 絶滅危惧II種のキンランは今年も5月に美しい黄色の花を咲かせてくれました。又6月作業の合間にひょうたん池を見ると アオサギが姿を見せており、7月には東西両キャンパスの池で カルガモの雛が卵から孵化して元気に親鳥と泳いでいました。

キンラン

キンラン

アオサギ

アオサギ

カルガモの親子

カルガモの親子


(写真:飯塚義則、秦哲也、谷中健治/文)

 

 

What's New

●第203回定例作業 :12月20日(金)
師走の定例作業日も青空のもと風もなく気温12度と作業日和でした。前日翌日が雨天若しくは本曇りで10度以下でしたから見事に好天に恵まれた1年を締め括ったと言えましょうか。顧問1名、職員2名、初参加の方2名を含むOB 58名と学生61名計122名で、西キャンパス3箇所、東キャンパス1箇所で作業に励みました。亦この時期の大事な作業夏ミカンの収穫も併せて行い大きく立派な果実を沢山得る事ができました。

第1班は西キャンパス岸田ロード西側斜面・空き地の枯れた雑草等の片付け 及び空手道場東側のススキのゾーンと山岳部部室周辺の整備をおこないました。岸田ロード周辺は13日の臨時作業で刈取られた雑草の後片付けに学生達が頑張り、ススキのゾーンでは刈払機2台が活躍しました。

空手道場横ススキのゾーン作業前

空手道場横ススキのゾーン作業前

刈り取られた雑草の片付け

刈り取られた雑草の片付け


ススキのゾーンで作業

ススキのゾーンで作業

刈払機で刈られたススキ

刈払機で刈られたススキ


第2班は西キャンパス国際交流会館東側のコナラ・クヌギの植栽地の枯れた雑草の刈取りとクズの処理に励みました。じっくり丁寧に落ち葉と雑草と頑固なクズの対応に汗をながしました。

国際交流会館東側作業前

国際交流会館東側作業前

紅葉残る中で作業

紅葉残る中で作業


国際交流会館東側作業後

国際交流会館東側作業後


第3班は西キャンパスイノベーション研究センター西側の雑草の刈取りとクズの処理、ホッケー場南側の通路の不要木の除去等に臨みました。根元からしっかり雑草とクズの除去を行い、後片付けもキッチリと皆で行い随分とスッキリしました。

イノベーション研究センター西側作業前

イノベーション研究センター西側作業前

ここは大勢で作業

ここは大勢で作業


イノベーション研究センター西側作業後

イノベーション研究センター西側作業後


第4班は東キャンパス国際研究館東側のベニカナメモチ剪定後と東2号館東側にかけての整備を行いました。通行の多くない通路と通路から一段上がった窓の下ですから地味なエリアですが きれいにするのは気持ちの良いものです。

国際研究館東側作業前

国際研究館東側作業前

ベニカナメモチ剪定後の整備作業

ベニカナメモチ剪定後の整備作業


国際研究館東側の清掃

国際研究館東側の清掃

国際研究館東側作業後

国際研究館東側作業後


作業後東プラザ2階食堂での交流会では、作業に初参加の瀬良達明さん(昭41商)と下島文明さん(昭51社)のお二人から快活なご挨拶をいただき、また新任の学生理事4人の心強い心構えを拝聴しました。本日収穫の夏ミカンの話題も出、いつもの如く各々のあるいはとなりのテーブルを含めた大きな輪での談論に楽しい時をすごしました。

作業初参加のお二人

作業初参加のお二人

新任学生理事の方々

新任学生理事の方々


今月の作業感想文の寄稿者は秦哲也理事(昭50社)です。作業参加者名簿及び作業地図と共にご覧ください: →こちら

 
 

●臨時作業 :12月13日(金)

岸田ロード西側一帯の雑草・ササ等の刈り取り作業と クズの除去を行いました。例年年末に大人数で挑むところですが、今年は定例作業に先駆け土手斜面から南に向けての一帯を ベテランOBの刈払機多数出動できれいにしました:
参加者:関戸、津田、徳永、湯川、高原、小槙、芦田、河村、須藤、飯塚、秦、 善宝

刈払機活躍

刈払機活躍

岸田ロードに沿って

岸田ロードに沿って


作業後スッキリと

作業後スッキリと


 
 

●夏ミカンの収穫:12月20日(金)
定例作業の別動隊として籏野元会長をリーダーとするチームが夏ミカンの収穫を行いました。今年はガレージ横の木と経済研究所南側の木の2本から合計320個もの立派な夏ミカンが採れました。学生達も高枝バサミの使い方を教わり 脚立も使い 上の枝に果敢に手を伸ばし収穫に励みました。この成果は例年の如くすばらしいママレードあるいはオレンジピールとなって 後日交流会でその味を愛でる楽しみに続きますが、とても全部は調理出来ませんので 一部は希望者が持ち帰り家庭で味わっていただく事にしました。

高枝バサミを使って

高枝バサミを使って

夏ミカン収穫隊

夏ミカン収穫隊


 
 

●学生コーナー

今月は学生理事お二人からの寄稿文をご紹介致します。植樹会活動の中で自らが考え、動き、聞き、観て得たものを、簡潔な文章でまとめてくれています:
菅原創(経4)「冬の学生企画ご報告」              → こちら
川合優希(社4)「2019年度一橋祭・森のクラフト教室を終えて」  → こちら

 
●アカマツ基金へのご寄附

昨年に引き続き、今年も台風15号、19号が首都圏を直撃したため、残念ながらアカマツの大木数本が倒れました。
但し、幸いなことに2016年度に7年間薬効のある薬剤をアカマツに注入して以来、これまでにマツノザイセンチュウによる松枯病は発生していません。

今回の薬剤樹幹注入計画は2016年度から2021年度の6年間で国立・小平に存在するアカマツの内、大径木380本に対して実施するものです。因みに、これまでに実施したアカマツ200本に対して総額5,112,072円の費用が発生しました。この内、3,377,910円をアカマツ基金と植樹会独自資金から大学に支援しました。

2018年5月の一橋植樹会総会に於いて、松枯れ問題に直面しているアカマツの管理・保存を図る目的で「アカマツ基金」を創設致しました。
2年間500万円を目標にしましたが、現在までに総額5,402,300円のご協力を延べ133名の皆様から頂きました。ここに改めまして心より御礼を申しあげます。
但し、薬剤の効果は7年間ですので、未使用残の資金は2023年度以降の再度の実施に備えておく所存です。

なお、既存木の管理のみに留まらず、新規アカマツの植栽にも注力しておりますが、過去2年間で約15本のアカマツの苗を東西キャンパスの適所に植栽しております。
引き続きご寄附よろしくお願い申しあげます。

(19年10月~12月)    
寄附金額@ 人数 合計金額
64,300 1 64,300
50,000 1 50,000
30,000 1 30,000
10,000 2 20,000
5,000 3 15,000
3,000 1 3,000
2,000 4 8,000
1,000 28 28,000
3ヶ月合計 41 218,300
(寄付金累計) 133 5,402,300

●新規会員登録

11月次の3名の方々に入会いただきました。ご支援まことに有難うございます。

加藤修(昭45法)   伊藤孝雄(昭52法)   牧村祐一(昭54社)

入会に関しましては、会員登録はこちらをクリックしていただき、必要事項記入の上、支払方法「如水会DCカード口座よりの自動引落し」を選択し、「登録」ボタンを押していただければ、すぐに会員として登録されます。