トピックス
令和2年1月31日
来月の定例作業日は2月14日(金)です-
2020年 年頭のご挨拶
会長 河村 進
植樹会会員の皆様、謹んで新春のお喜びを申し上げます。
年明け早々の1月10日に2020年初の定例作業日を迎えました。国立駅を出ると南側にはほぼ修復を終えた国立駅旧駅舎が懐かしい姿を現しています。本年4月4日にオープンするとのことで、<街の魅力発信&交流拠点>として使われるようです。国立駅にはやはり三角屋根の駅舎がふさわしいと思いました。富士見通りからは真っ白な姿の富士山の雄姿をくっきりと望むことが出来ます。冬晴れの大学通りを歩いて大学の構内に足を踏み入れると兼松講堂や図書館、本館などの優美な建造物が出迎えてくれます。冬枯れの景色の中、アカマツの雄姿が一際目立ちます。中央庭園の芝生も綺麗に刈り込まれており、綺麗に剪定されたツツジとも相まって本当に美しい景観を保っています。この景観の維持に一橋植樹会が大きな役割を果たしている事を思うと誇らしくなります。晩秋から早春のこの時期は雑草の処理に追いまくられることも無いので、夏場には手が回らなかった樹木の剪定や伐採なども行いながら、一年の計を 植樹会の幹事の皆さんとじっくり立てたいと考えています。好天に恵まれ植樹会の定例作業は良い一年のスタートを切ることが出来ました。
今年は本学の大学昇格から100年目、国立移転完了から90年目にあたるとのことです。一橋植樹会も創設以来47年、新生植樹会として現在の様な構内緑化整備作業を行うようになってからでも17年の歴史を重ねてきました。大学の構内を散策するとこれだけの素晴らしい緑の環境を作り、守って来られた先人の皆様のご努力に感謝の気持ちが沸き上がってきます。それと同時に、今の世代がなさねばならぬ責任の重さも痛感致します。
一橋植樹会の活動を持続させ、より発展させるためには定例作業に参加し、一緒に汗をかきながら、持続可能な植樹会活動を模索する仲間を今以上に必要としています。勿論現役の会員の方、或いは遠隔地にお住まいの方にとっては平日の昼間に行う定例作業への参加は困難であること、重々承知しています。その為に来る7月18日と10月17日の両土曜日に休日作業を行いますので是非ともご参加くださるようお願い申し上げます。
またHPをご覧の会員の皆様からは是非ともご感想なりご意見を聞かせて頂ければ大変有難く思います。一橋植樹会も本年も課題は山積しておりますが大学のご指導の下、会員の皆様と一緒になって取り組んで参りますので、引き続きのご支援の程宜しくお願い申し上げます。
以上
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●第204回定例作業 :1月10日(金)
令和2年最初の定例作業日は青空広がり気温は10度若干風がありました。この時期は草木の繁茂少なく例年12月までにやり残した区域等の枯れた雑草の片付け・整備作業と今後の作業に向けての下準備が主になり、顧問1名、職員2名、OB 46名と学生35名計85名で、西キャンパス3箇所、東キャンパス1箇所で作業に励みました。
第1班は西キャンパス岸田ロード西側斜面の刈取済雑草等の片付け・ゴミ捨て場への集積 及び空手道場等の周辺の枯草刈取と整備を行いました。岸田ロード西側北端付近の片付けは先月に続き学生が力になり、空手道場東側周辺の木々との際は刈払機出動となりました。
第2班は西キャンパス陸上競技場南端のススキのゾーンの整備作業に取り組みました。枯ススキボウボウのこのかなり広いエリアですが、刈払機、草刈り鎌、刈込挟と作業員の熱意でスッカリきれいになりました。
第3班は西キャンパス国際交流館東側の枯草の除去 及びその東隣に昨年苗床から移植した4本のアカマツの若木周辺の雑草・不要木の除去整備に務めました。久しく手が入っていなかった部分もあり、結構大きな落枝や不要木、ツタ植物等に手こずりましたが頑張ってきれいにしました。
第4班は東キャンパス国際研究館東側のベニカナメモチ剪定、ツツジの植込整備と 東2号館東側の雑草刈取と整備を行いました。先月の作業の続行と仕上げ作業となりました。
作業後東プラザ2階食堂での交流会は、いつもの如く年齢を問わない色々なテーマで話しがはずみ 談論風発楽しい時をすごしました。
今月の作業感想文の寄稿者は小槙達男副会長(昭46法)です。作業参加者名簿及び作業地図と共にご覧ください:
→こちら
2020年4月以降の定例作業日日程が決まりました。本ホームページ>右側の「今後の作業予定」でご覧下さい。
●臨時作業 :1月20日(月)
ホッケー場東側林内の不要木の伐採、落枝の除去等の整備作業に朝から取り組みました。チェーンソー、刈払機、刈込挟、鋸を使いかなり踏み込んだ作業で 落枝・枯草が多く雑然とした感じあったエリアが スッキリときれいに。午前中は小ぶりの枝の除去や 落枝・枯草のゴミ捨て場への集積等にホッケー部の若者達が頑張ってくれました。
参加者:津田、徳永、湯川、高原、柳原、谷中、芦田、河村、須藤、飯塚、善宝
●植樹会新年会:1月10日(金)
今年は「いたりあ小僧」に場所をかえ 学生5人を含む40名弱の参加を得て新年会をおこないました。河村会長ご挨拶、福嶋顧問ご発声による乾杯に続き関顧問、筒井先生、大先輩諸氏のお話、学生理事達の挨拶エトセトラetc. いつものように和気靄々の中熱い意見も交えながら歓談と美味しいワイン・お料理を楽しみ、杉山先輩のリードでのエールで締める迄 大いに盛り上がったひとときでした。
●学生コーナー
今月は4年生お二人から寄稿していただきました。卒業を控え自分の成長の核や体験を次のステップで生かしていこうとの気持ちが伝わってきます:
島田健吾(商4)「海外留学で学んだ事―失敗をバネにさらなる高みへ」 →こちら
瀬底千晴(法4)「読書の醍醐味」 →こちら
●アカマツ基金へのご寄附
(先月掲載を再掲載致しました)
昨年に引き続き、今年も台風15号、19号が首都圏を直撃したため、残念ながらアカマツの大木数本が倒れました。
但し、幸いなことに2016年度に7年間薬効のある薬剤をアカマツに注入して以来、これまでにマツノザイセンチュウによる松枯病は発生していません。
今回の薬剤樹幹注入計画は2016年度から2021年度の6年間で国立・小平に存在する
アカマツの内、大径木380本に対して実施するものです。
因みに、これまでに実施したアカマツ200本に対して総額5,112,072円の費用が発生しました。この内、3,377,910円をアカマツ基金と植樹会独自資金から大学に支援しました。
2018年5月の一橋植樹会総会に於いて、松枯れ問題に直面しているアカマツの管理・保存を図る目的で「アカマツ基金」を創設致しました。
2年間500万円を目標にしましたが、現在までに総額5,402,300円のご協力を延べ133名の皆様から頂きました。ここに改めまして心より御礼を申しあげます。
但し、薬剤の効果は7年間ですので、未使用残の資金は2023年度以降の再度の実施に備えておく所存です。
なお、既存木の管理のみに留まらず、新規アカマツの植栽にも注力しておりますが、過去2年間で約15本のアカマツの苗を東西キャンパスの適所に植栽しております。
引き続きご寄附よろしくお願い申しあげます。
(19年10月~12月) | ||
寄附金額@ | 人数 | 合計金額 |
64,300 | 1 | 64,300 |
50,000 | 1 | 50,000 |
30,000 | 1 | 30,000 |
10,000 | 2 | 20,000 |
5,000 | 3 | 15,000 |
3,000 | 1 | 3,000 |
2,000 | 4 | 8,000 |
1,000 | 28 | 28,000 |
3ヶ月合計 | 41 | 218,300 |
(寄付金累計) | 133 | 5,402,300 |
*令和元年12月 次のお二方からご寄付をいただいております。誠に有難うございます。
木野間計久(昭41経) 清宮眞知子(昭50法)
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