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●7月29日(金) 弓道部との共同作業

上原 忠春(S54 経済卒)

久しぶりの国立駅前はすっかり変わっていた。記憶に残る小さな駅舎は立派な駅ビルになっていたし、あまり馴染みにない北口は何処の駅にでもありそうなロータリーになっていた。それでも、新しく駅前に移転された昔の駅舎は国立のモニュメントであり、記憶を辿りながら大学通りを歩いていくと懐かしさがこみ上げてきた。
学生の時には弓道場の裏の北門を乗り越えて求道館(弓道場)に通っていたが、正門を通ることが少なかったのは、私にとっては弓道場が一橋大学と同義であったからだ。一橋大学の同窓生で、久しく国立キャンパスをご無沙汰している人達も少なくないと思うが、長く途絶えていた記憶を辿るのは悪くない。今回は正門からキャンパスに入ったが、国立キャンパスの風情は変わらないままだった。原風景に邂逅したような気持ちになる。兼松講堂や図書館は昔と同じ佇まいだが、卒業してから45年間もこの原風景が何も変わらずあり続けたわけではないだろう。国立のキャンパスは常に息づいており、学生たちの若い息吹に囲まれている。このような原風景がここにあるのも、学生たちを応援するようにエネルギッシュに息吹く草木たちのおかげでもあるように思うし、旺盛な草木に対して植樹会の皆さんの愛情深い手入れがあってこそだと思わずにいられない。
7月30日、今日は、植樹会の皆さんが弓道場の草木の手入れをしてくれる日だ。朝10時ころ、植樹会の河村会長以下10名のメンバーの皆さんが、電動ノコギリ、草刈り機、竹箒やリヤカーなど、プロの道具を持って道場に集まり、学生や梓会OBのメンバーと一緒に草刈りが始まった。

作業開始前の様子
作業開始前の様子
的場の屋根に上ってブロワーで枯葉を落とす作業を行った弓道部員
的場の屋根に上ってブロワーで枯葉を落とす作業を行った弓道部員

射場から的場までの15間半(28m)の矢道には屋根がないので、草木にとっては自由に生育できる抜群の環境だ。伸び伸びと育った草木を刈るのは手ごわいが、植樹会の皆さんの手際のよい作業のおかげで見る見るうちに奇麗になっていった。刈られた草や落ち葉は竹箒で集め、リヤカーに乗せて捨て場に持っていく。少し場違いの様相を呈していた棕櫚の木と屋根にかかっている大きな枝は伐採され、道場に向かう小道(植樹会の皆さんは「表参道」と称していた)の周囲の雑草も丁寧に刈り取られて、弓道場は求道者の館としての凛々しさを取り戻していった。

屋根に倒れないようロープで引きながらチェーンソーで伐採
屋根に倒れないようロープで引きながらチェーンソーで伐採
伐採直後のシュロ(まだ土煙がたっています)
伐採直後のシュロ(まだ土煙がたっています)

当日は、弓道場の大掃除も兼ねていたが、もしも弓道場が鬱蒼とした森の中にあったなら、大掃除が終わったとは言いにくかっただろう。朝10時から午後3時まで植樹会の皆さんの丁寧な作業が続き、我々に対しても的確なご指示を頂いた結果、無事に作業を終えることができて何とも言えない満足感があった。
帰り道、汗まみれになったシャツに風を通しながら正門に向かうと、国立の森全体が息づいているのだと改めて感じ入った。国立キャンパスに常に生命力を届けてくれている植樹会の皆さんに改めて感謝したい。

 


 
 

●8月3日(水) 庭球倶楽部との共同作業

お世話になりました!

庭球部 S61卒 岡田哲朗

8月3日(水)午前10時から一橋植樹会・テニス部共同で、東校舎テニスコート周辺の美化作業を行いました。植樹会の皆さんのリードのもと、植樹会の皆さんには駆動式刈り払い機などを使って周辺の生い茂った草を刈っていただき、テニス部の学生は午前担当の学生が落ち葉など集めてリヤカーに乗せて廃棄場所へ何度も往復して運びました。昼休みを挟んで午後は、引き続き植樹会の皆さんに草を刈っていただき、午後担当の学生が刈った草を集めてリヤカーで廃棄場所へ運ぶとともに、フェンスに絡みついたツタの除去を行いました。おかげさまで、コート周辺もスッキリしてフェンスを越えたボールを探す苦労もなくなりました。

刈った雑草や枝を集めて運ぶ庭球部の皆さん

当日は猛暑の中、熱中症に注意して休憩も取りながら植樹会の皆さんには午前10時から昼休みを挟んで午後3時頃まで作業を行っていただきありがとうございました。
毎年行っている共同作業ですが、私自身は初めての参加でしたので、大先輩の皆さんが要領よく機械を使いこなして暑い中黙々と作業をされる姿を拝見して、只々頭が下がる思いでした。

フェンスに伸びた蔓草の除去作業

「1年でこれだけ草が生い茂るのか」と驚くとともに、フェンスに絡みついたツタの除去やコート内の落ち葉の清掃などは、日頃から気を付けていれば綺麗に保つこともできることだと感じました。大切なテニスコートで気持ちよくテニスをするためにも、テニス部として今後は日頃から環境整備を心がけるようOB・学生一体となって取り組んでいきたいと思います。
8月下旬から関東大学テニスリーグ(リーグ戦)が始まります。テニス部の活動の集大成ともいえる大会ですが、ここ2年はコロナ禍で開催されず久しぶりのリーグ戦となります。
現在、男子は7部、女子は5部に属しており、各々昇格を目標に日々練習に励んでいます。
今回の美化作業で綺麗になったテニスコートで、学生一同日頃の練習の成果を遺憾なく発揮してくれることと思います。
この場を借りて、改めて一橋植樹会の皆様に御礼申し上げます。
また、来年以降も引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。


一橋植樹会会長ご挨拶

岡田さんと庭球部の皆さん

●7月19日(火) 寄附講座「緑の科学」の作業サポートに参加させて頂きました

今季の最後の講義として、大学構内外の自然や植生管理に関する座学に加え、ベニカナメモチの剪定実習が予定されていましたが、生憎の雨模様のため剪定実習は中止となりました。
(植樹会のサポートは出番がなくなってしまったのでちょっと残念でした。)

講義の合間に、西正門北側での植樹会作業(石垣付近に堆積した松葉、土砂や雑草の除去)の見学と、フィールド・ワーク(福嶋先生による西正門付近および東キャンパスの植生の解説)が行われました。

小雨の降る中でのフィールド・ワークでしたが、受講した学生は皆さん熱心に福嶋先生の解説に耳を傾けていました。

西正門北側の植樹会作業現場では筒井先生がコウガイビル(プラナリアの1分類群)を見つけられ、学生たちはちょっと気味悪そうでしたが、興味津々で観察していました。


コウガイビル

イロハモミジ等の説明

東キャンパス正門を入ると、丸池の中央にある庭園でひときわ背の高い2本のメタセコイアが目に入ります。福嶋先生によると、日本で化石として発見・発表されたメタセコイアは、その後中国で現存していることが判明し、更にその後アメリカで育てられたものが日本に譲られたそうです。「生きた化石」として有名ですが、キャンパスには兼松講堂西側にも1本植えられており、計3本あります。

タセコイアの解説をされる福嶋先生

東本館手前の堀光亀先生の胸像の近くにあるモチノキについて、福嶋先生から、樹皮から作られる「トリモチ」(今は知らない学生の方が多いようです。)や、葉をライター等で熱した際にできる黒いリング(死環:熱したところは酸化酵素が壊れるので緑のままであるが、その周囲は酸化酵素の暴走により黒く変色する現象)の説明がありました。早速実験してみたいという学生に先生は手にしたモチノキの小枝を快く渡されていました。


モチノキの解説

サツキの植込を覆うヤブガラシなどの解説

次に、福嶋先生は東2号館前のサツキの植込みに蔓を伸ばしたヤブガラシ(別名、ビンボウカズラ)やヤマイモ系の蔓植物と笹の説明をされました。「ビンボウカズラ」は学生にも印象的だったようで、講義後の感想文にもその名前が触れられていたようです。

最後に、刈り込み実習をする予定だった第3研究館手前のベニカナメモチの生垣の前で、その様子を説明されました。

筒井先生の左手の高さぐらいまで剪定する予定だったベニカナメモチの生垣

今回のフィールド・ワークは、小雨模様にもかかわらず学生たちは福嶋先生のご説明に熱心に聞き入っていて、大学構内の植栽、植生への知識や興味は深まった様子でした。植樹会活動に理解と賛同いただける学生が増えたのではと思います。(編集子)

臨時作業

(1) 8月12日(金)

法人本部棟の周辺(旧門衛所付近まで)と、西本館の東側にかけて、二手に分かれて下草刈りと剪定、雑草除去を行いました。
法人本部棟前の駐車スペースには車が一台もいなかったので、縁石付近までしっかり下草刈りを行うことができました。
当日は風もあって、猛暑日と比べると少しはマシでしたが、真夏日なのでやはり暑かった!

西本館東側作業開始
法人本部棟前(作業前)

法人本部棟前作業開始

車がいないので縁石付近までしっかり刈り取り

西本館東側(作業後)

法人本部棟前(作業後)

ワルナスビはトゲがあって、刈った後で集める時も要注意です。


刈った雑草を集めて運ぶのは重労働

植込を覆う蔓草や、アスファルト路面との境の雑草も除去

(2) 8月19日(金)

矢野二郎先生の立像周辺から経済研究所東側にかけて、下草刈りを行いました。
雑草もよく伸びていて作業も大変です。

矢野二郎先生立像周辺での作業


経済研究所東側での作業

村瀬春雄先生胸像付近での作業

作業後はご覧の通りスッキリした景色になりました。

矢野二郎先生立像周辺(作業後

上記共同作業、臨時作業参加者:関戸(40社)、樋口(41法)、津田(42商)、徳永(42商)、高原(42社)、湯川(42社)、谷中(45社)、小槇(46法)、河村(49経)、小山(49法)、山口(49法)、須藤(50商)、秦(50社)、飯塚(50経)、木田(50社)、井田(51商)、山田(51経)、藤原(潤)(51法)、藤原(義)(51商)、地田(52法)、村上(52法)、善宝(53法)、蔵屋(53商)、古橋(61経)、望月(H8経)

なお、8月26日、31日予定のホッケー部との共同作業は、来月の報告とさせて頂きます。

●アカマツ基金へのご寄付

平成30年5月設立から5年目に入りましたが、この間170件余累計900万円超のご寄付を頂戴いたしました。誠にありがとうございます。
募金の中から 計画に沿ってアカマツへの薬剤樹幹注入費用を支出しておりますが、薬剤注入継続と今後アカマツの補植の為の資金募集の必要性は止む事がありません。引き続きアカマツ基金へのご支援をお願い申し上げます。なお、アカマツ基金は一橋大学後援会内の「植樹会基金」の中に設置されています。一橋大学基金とは別物なのでご注意願います。

8月は一橋庭球倶楽部様からご寄付をいただきました。まことに有難うございます。趣旨に沿い大切に使わせていただきます。
 

基金設立の経緯と運営の現状報告 及びご寄附いただく際の手順は下記をご覧ください:

アカマツ基金設立の趣意 
アカマツ基金の現状 
ご寄付の流れ・手続き 
 
 


●会員ご訃報

今年度に判明したご訃報を取り纏め報告いたします。謹んでご冥福をお祈りいたします。
(来月以降は、月毎に判明したご訃報を報告させていただきます。)

佐伯 進(S23・学)     2021年7月1日ご逝去
阿部 肇(S31・法)     2022年2月14日ご逝去
山下 彬(S31・経)     2022年3月28日ご逝去
岡野 理一郎(S35・経)   2022年7月26日ご逝去
鄭 榮鉉(S35・社)     2017年9月4日ご逝去
依田 雅弘(S36・経)    2022年1月23日ご逝去
北川 修司(S38・商)    2022年7月9日ご逝去
池 一(S45・法)      2022年4月5日ご逝去
増田 正治(S45・法)    ご逝去日は把握しておりません
 
 


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