トピックス

令和4年10月31日

体育会ハンドボール部 植樹会との共同作業

一橋大学体育会ハンドボール部3年 横澤貴志

体育会ハンドボール部は10月10日に植樹会との共同作業を行いました。西キャンパスのハンドボールコート内外を中心に生協からの道にかけてまで、生い茂っていた草木や蔦の除去をしていただき、私達の活動場所は作業前とは見違えるほど綺麗になりました。悪天候での作業となりましたが、多くの方々が作業に加わっていただきなんとか暗くなる前に終わらせることができました。お足元の悪い中お越しいただきありがとうございました。

作業前のコート内

コート内での除草作業開始直後


ハンドボールコートは例年この時期になると多くの雑草や蔦が生い茂り、害虫のすみかになります。またプレー中怪我しやすくなり、部の備品がなくなる原因にもなるなど、放置していると非常に厄介です。実際作業中に植樹会の皆様が多くのハンドボールを発見してくださりました。

コート内に張り出したイイギリを伐採

刈り取った雑草や蔓類を集めて運搬


今回は活動場所を綺麗にしてくださっただけでなく、いかにその状態を維持するかのノウハウを伝授していただきました。除草剤を撒く方法や時期から、根を残さないように雑草を刈り取る鎌の使い方まで細かく丁寧に教わりました。例年皆様に整備していただいたあと半年もすればまた生い茂る雑草に頭を悩ませていましたが、今年からは自分たちでできる範囲で定期的に作業しつつ、再び植樹会の皆様の力をお借りするまでコート環境を守り抜きます。

コート東側(作業前)

コート東側(作業前)

作業後はコートもよく見通せます

作業後はコートもよく見通せます


作業後の入り口付近と見つかったボール

後日、除草剤を散布


我々ハンドボール部はハンドボールコートで練習を重ね、先日の関東学生秋季リーグにて創部以来初の二部残留という快挙を成し遂げることができました。現在は来春のリーグ戦に向けて植樹会の皆様に整えていただいた快適な環境で活動し、質の高い練習ができています。皆様への感謝の気持ちを結果という形でお見せしていければと考えていますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 
 

What's New

●臨時作業

9月28日(水)

前々回の臨時作業で残ったイノベーション研究センターと第2研究館の間の草刈と同所における衰弱木の伐倒(黄821)と落枝の処理を行いました。また、別館東側の草刈も実施しました。

作業前のイノベーション研究センターと第2研究館の間

作業前のイノベーション研究センターと第2研究館の間

作業後のイノベーション研究センターと第2研究館の間

作業後のイノベーション研究センターと第2研究館の間


作業後の別館東側

作業後の別館東側

10月8日(土)

第1講義棟と第2講義棟の南側の草刈、および、旧職員集会所跡地北側のキンラン・ギンランの生育地の環境維持のためのササ刈り、灌木の除去と下草刈りを行いました。

また、くにたちのお花畑への腐葉土堆肥の運搬と整備を行いました。堆肥は倉庫前の落葉集積場で約3年間熟成されたもので、カブトムシの幼虫の生育にも一役買っています。

9.28 堆肥をお花畑に運搬

堆肥をお花畑に運搬

9.28 落葉集積所での掻き混ぜる作業

落葉集積所での掻き混ぜる作業


第1講義棟と第2講義棟の南側は、作業区域が広く、成長した雑草に加え、クズが縦横に匍って繁殖していたことなどから作業は容易でありませんでしたが、ほぼ必要な箇所の作業を完了しました。
また、樹木の下のミョウガなどが生育する区域は試験的に刈り残しました。

10.08 作業前の第1講義棟南側

作業前の第1講義棟南側

10.08 作業開始直後の第2講義棟南側

作業開始直後の第2講義棟南側


10.08 第2講義棟南側の作業

第2講義棟南側の作業

10.08 草刈り作業終了後の第1・第2講義棟の南側

草刈り作業終了後の第1・第2講義棟の南側


旧職員集会所跡地北側には数本のコナラの大径木が存在し、一部はナラ枯れ病に冒されていますが、地面には多くの実生を見ることができ、可能な限り残すようにしました。コナラの健全な生育もキンラン・銀蘭の生育に必要です。

10.08 作業終了後の旧職員集会所北側と通路を隔てた第1講義棟南側

作業終了後の旧職員集会所北側と通路を隔てた第1講義棟南側

前日の寒さの名残もあって、気持ちの良い天気の下で、かつ、土曜日で授業がないことから音を気にせず刈払機をフル回転させての作業でした。

10月14日(金)

社会科学統計情報研究センター南側の草刈と灌木の除伐を実施しました。灌木はヒメコウゾを中心に定番のエノキの幼木などで昨年の除伐以来、萌芽したものが大きく生長し作業に時間を要しました。クワの仲間であるヒメコウゾは、クワ同様にキャンパス内でよく見られ、切ったところからよく更新するので除去するのに厄介な樹木です。草刈も草が大きく伸びこれにも時間を要しました。また、アジサイの刈込やくにたちのお花ばたけの整備、西キャンパス正門周辺の整備も行いました。

10.14 作業前の社会科学統計情報研究センター南側

作業前の社会科学統計情報研究センター南側

10.14 ヒメコウゾやススキの除去に一苦労

ヒメコウゾやススキの除去に一苦労


10.14 雑草除去、アジサイ剪定後の社会科学統計情報研究センター南側

雑草除去、アジサイ剪定後の社会科学統計情報研究センター南側

10.14 整備後の西キャンパス正門周辺

整備後の西キャンパス正門周辺


10月22日(土)

午前中は前回、前々回の作業で未処理の刈り取った雑草などを集積場へ搬送し、その後イノベーション研究センター西側のクズの除去とアジサイの刈込を行いました。

10.22 クズを除去し、苅込したイノベーション研究センター西側のアジサイ

10.22 クズを除去し、苅込したイノベーション研究センター西側のアジサイ

午後は、東1号館周囲の草刈、枯れた植込みの整備や植込みの刈込、東1号館とテニスコートの間の草刈を行いました。また、前回に引き続き、くにたちのお花ばたけの整備も行いました。

10.22 草刈り途中の東1号館と硬式テニスコートの間

草刈り途中の東1号館と硬式テニスコートの間

草刈り後の東1号館と硬式テニスコートの間

草刈り後の東1号館と硬式テニスコートの間


整備後の東1号館周辺

整備後の東1号館周辺


●くにたちのお花畑の近況と整備作業

9月28日

9月28日

10月8日

10月8日


10月22日 丁寧な草抜きと土壌整備

10月22日 丁寧な草抜きと土壌整備

10月22日の除草作業と花の手入れ

10月22日の除草作業と花の手入れ


上記共同作業、臨時作業参加者:樋口(41法)、津田(42商)、徳永(42商)、高原(42社)、湯川(42社)、谷中(45社)、小槙(46法)、河村(49経)、小山(49法)、山口(49法)、須藤(50商)、秦(50社)、飯塚(50経)、木田(50社)、井田(51商)、藤原(潤)(51法)、村上(52法)、善宝(53法)、古橋(61経)

なお、10月28日(金)の臨時作業は来月の報告とさせていただきます。

 
 


●会員ご訃報

今月判明したご訃報を取り纏め報告いたします。謹んでご冥福をお祈りいたします。

稲次 哲郎(S34・法) 2022年4月22日ご逝去
山下  恒(S39・経) 2022年7月9日ご逝去
柳原 和道(S44・社) 2022年10月9日ご逝去

  
先月ご逝去された國持重明さんの追悼文を掲載いたします。改めてご冥福をお祈りいたします。
 


 
国持重明さんのご逝去を悼み

病気治療中のところ、去る9月13日に薬石効なく永眠されました。
昭和35年経済学部を卒業され、三井物産に入社。仕事を終えて植樹会に入会されました。当時の岸田登会長(新生植樹会初代会長)とは、同期入社の友人であり、緑の維持という植樹会の目的に賛同し植樹会員となりました。私は同じ物産の5年後輩になりますが、岸田会長とは物産の後の会社で一緒に経営に携わりその後継となった経緯からして植樹会入会は必然でした。
国持さんは新生植樹会創立からまもなくの入会で、今日まで約20年間植樹会会員として活動に積極的に参加しました。役員にも選任され、会員の管理、又、学生担当の役員で学生の管理や学生との交流も進めました。
作業への参加も積極的で、ほぼ皆勤だったと承知しています。コロナ禍前の通常作業では最高年齢での参加ではなかったかと思います。
刈り払い機の操作に習熟し、刈り払い機での雑草刈り取りに専念していました。雑草の中で一人黙々と刈り払い機を操っている後ろ姿が、私には忘れがたい映像として残っています。5年先輩がこのように元気いっぱいで作業に勤む姿を見るにつけ、自分も国持さんの年までなんとか頑張りたいとの想いを強く持っていました。ときにはご夫婦で参加され、奥様は岸田夫人と共に作業後の懇親会の準備や片付けの裏方の仕事を担ってくれました。元アスリートの奥様は男性の代わりに準備体操の指導をすることもありました。
お酒が好きで、特に日本酒を好んでいました。福嶋先生と私との酒席は多く、酒席でも平生と変わらず泰然自若としてお酒を楽しんでいました。
作業後の懇親会では学生を含め若い人達と好んで会話し、議論をしていたのが心に残ります。極めて母校愛の強い方でした。植樹会活動しかり、学生の部活への支援応援然りです。
3月31日、まさに桜満開の時、国持さん、西村さんと私でキャンパスを訪れ植樹会の特別作業を見学し、津田さんの案内でキャンパスを一周、特に新たに整備された東校舎をご覧になり深く感動していたのが心に残りました。
これが国持さんが長年に亘り力を注いだキャンパスの緑を見る最後となりました。

国持さん、やすらかにお休み下さい。

八藤南洋 (昭和40年経済学部卒)

 


 
 

●アカマツ基金へのご寄付

平成30年5月設立から5年目に入りましたが、この間170件余累計900万円超のご寄付を頂戴いたしました。誠にありがとうございます。
募金の中から 計画に沿ってアカマツへの薬剤樹幹注入費用を支出しておりますが、薬剤注入継続と今後アカマツの補植の為の資金募集の必要性は止む事がありません。引き続きアカマツ基金へのご支援をお願い申し上げます。なお、アカマツ基金は一橋大学後援会内の「植樹会基金」の中に設置されています。一橋大学基金とは別物なのでご注意願います。

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